ネットの海の渚にて

私の好きなものを紹介したり日々のあれやこれやを書いたりします

そろそろマスコミは情報提供者に対価を支払うよう体制を変えたほうが良いと思う

これを読んだ。
togetter.com
事件や事故に遭遇した人に対して、SNS上でマスコミ各社が一斉に取材要請をかけるという、昨今では珍しくなくなった光景がある。
その際に、情報を提供する代わりに金銭等の対価をよこさないのはおかしいという議論は上記のまとめ記事が初めてではない。

基本的にマスコミは情報提供者に対して金銭を支払わない。
これは昔からの慣習で、金銭を支払うようになると、それを目当てに嘘の特ダネを持ち込む輩が発生するからという理屈だ。
確かにこれは事実だろうと思う。

金銭が発生しなくてもマスコミには、日々何らかの意図を持った有象無象の「タレコミ情報」が舞い込んでいるわけで、そういった情報に対価を支払いますと宣言してしまったらおそらく相当数の金銭目的の捏造情報が持ち込まれることになるのは想像に難くない。

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WEB広告のマナーの悪さが広告嫌いを助長している

この記事を読んだ。
www.advertimes.com

それでこんなコメントを残した。

オーケー、認めよう。広告はもはや「嫌われもの」なのだ — LINE 田端信太郎 | AdverTimes(アドタイ)

いやもっと単純な話で、コンテンツ開くたびに強制的に広告が表示されたり、わざとタイミングをずらして上からとか下からスライドするバナーがあったりで、要は広告表示のマナーが悪すぎて辟易してるからだと思うよ

2017/05/15 14:29

この世に純粋に無料で提供されているサービスはほぼ無い。
ごく一部を除けば何かの形でマネタイズされていて、サービス提供者になんらかの見返りがあるようにできている。

こんな仕組みは小学生でもなければ自ずと知っていることであり、いまさら私が説明しなくてはいけないようなものではなく「常識」と言ってもい。

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財布に全部入れてると無くした際のリスクが大きいので大切なものは分けて収納のすすめ

運転免許証を「お財布に入れておく」という人がいてビックリした - Togetterまとめ

これ読んだ。

面白いなと思った。
免許証というのは大切なものなので、紛失はしたくない。
けれど運転をする人は常に携帯しておかないといけないという属性のものなので、性質としてはお金に近い。
近いのだが、使いみちが全く違うのでそれを同じ財布に入れておくことに抵抗があるというツイ主の言い分もなんとなくわかる。

私はまさに免許証を財布に入れっぱなしにしている人なのだが、それは複数の社用車をほぼ毎日使うからだ。
例えば自家用車が1台だけあって、それ以外運転する機会が全くないのなら、その車のグローブボックスの中にでも免許証を放り込んでおけば良いのだが、私のように複数台の車やバイクを運転する人の場合はやはり常に携行するのが効率が良い。

免許をうっかり忘れた状態で運転すると「免許不携帯」ということになり、捕まると3000円の反則金を支払う羽目になる。
そういうリスクを抑えたいので、常に携帯する財布の中に免許証を入れておくのが最もベターであるという判断で私はこれを免許取得時から20年以上続けている。

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UPQがスタートアップ企業だから大目に見ろというのは難しい

【ニュースの視点】UPQはディスプレイの仕様誤記についてどう対処すべきだったのか ~ものづくりの姿勢に関する大河原氏、笠原氏、山田氏の視点 - PC Watch

誤表記に対する詫びとして2000円のAmazon券で終わらそうとしている例のモニターはAmazonなどの、主にネット通販という形で販売された。

商品ページをいくら読んでも「このテレビを開発したのはスタートアップ企業なのでスペックの誤表記があるかもしれません」とは書かれていない。

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アメリカによる北朝鮮への攻撃は起きないと思う理由

戦争というのはあくまでも外交手段の一形態である。
平時における外交は机を囲む各国の代表同士で握手をしながらも、テーブルの下ではお互いの足を蹴り合うことであって、その後ろ盾は経済力や軍事力を加味した国力である。

弱小国が強国を相手にして常に対等の交渉ができるというのは残念ながら幻想でしか無い。
未だに国際政治の場は弱肉強食がまかり通っている。

相手国と少しでも有利な条件を結びたいと思った場合に効いてくるのは経済力や資源等であるけれど、その中でも絶大な威力があるのは軍事力である。
困難な交渉の場において最終的に有利な条件を引き出すには、その背後の軍事力が間違いなく効いている。
表面上は紳士然としながらも、その裏側では相当荒っぽい交渉が繰り広げられているのであって、これがこじれた場合に戦争という外交フェーズに移行することになる。

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