ネットの海の渚にて

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あのコンビニ店長はいつになったら帰ってきてくれるんでしょうかね?

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この増田を読んだ。
いわゆる「アルファブロガー」の一人 >コンビニ店長 その名の通りコンビ..
コンビニ店長とは誰か。誰だったか。

コンビニ店長が断筆宣言をして姿をくらましたその後すぐに、俺ははてなでブログを始めた。
運の良いことに始めてすぐに古参のはてなーの方々に発見されて、それなりに記事がバズったりした。
その時にホントに極少数だけれど「こいつコンビニ店長なんじゃねえの?」というようなコメントがついたことがある。
もちろんそんな事実はないし、いろんな意味ではてな民に愛されたコンビニ店長に間違われるなんて光栄過ぎて手が震える。


なんでそんなコメントがついたのかは、だいたい想像がつく。
それはコンビニ店長が今までも何度かブログをやめてはまた始めるということを繰り返していたことと、俺がブログを始めたタイミングがたまたまよかったということだ。
それともうひとつはコンビニ店長が帰ってきてくれることを願うばかりにその願望が目を曇らせて、俺のような駄文書きにうっすらとコンビニ店長の影を見てしまったのだろうと思う。
決して俺の文章力がコンビニ店長のそれに匹敵していたわけじゃない。
そんなことは俺自身が痛いほど感じているのでその点については触れないで頂きたい(´;ω;`)


去年の11月からはてなでブログを書き始めた。
ブログを始めるまえからいろんなブログを読んでいたけれど、そのブログがどこのサービスを利用して書かれているかなんて気にしたことはなかった。
大手のメディアに寄稿しているプロの物書きが書いている記事なのか、それとも無名の一般人が書いている個人ブログの記事なのかくらいの区別はしていたが、個人ブログが「はてな」なのか「アメブロ」なのかあるいは「ヤフーブログ」なのかそんなところまで見ていなかったし興味がなかった。

そんなだからコンビニ店長のことを知ったのは彼の記事「ウチラの世界」がバズった時だ。
はてなの枠から飛び出して俺のようなブログ界隈に詳しくない人間のところまで個人ブログの記事が流れてくるのだからコンビニ店長の凄さが今更ながらわかる。


バカッターの案件は当時プロ・アマ問わずいろんな人がこの問題について言及していた。
その中でもコンビニ店長が打ち出した「ウチラの世界」という解釈は、非凡な才能を感じさせられたし、類似の記事から明らかに突出した出来だった。
その記事を読んだ時に始めてコンビニ店長という存在を知って興味を抱いたことを憶えている。
その時に過去の記事も遡って読んだりした。
小気味いい語り口と心地よいリズム感。
斬新な視点と現象を切り出して言語化するセンス。
常人ではひいてしまいそうになるほどの変態的なフェチ。


とても素人の仕事とは思えないその文章力は羨ましいの一点に尽きる。
もはやレベルが違いすぎて嫉妬すら感じない。
俺は彼の特別なファンでは無かったけれどおそらく10~20程度の記事しか読んだことはないけれど彼の類まれな才能に惚れてしまう人が多かったのは納得出来る。
こんなことになるのだったら過去記事をもっと読んでおくべきだったと後悔している。


はてなにおいて活動時期が重なっていないから、彼へ言及を飛ばしたりすることができなかったのが悔しい。
彼が書いた記事について噛み付いたりしたかった。
噛み付いてこてんぱんにされたかった。
今更ながら増田の記事を読んでそう思った。

帰ってきてよ店長さん。
みんな待ってます。

下記がコンビニ店長(MK2氏)の著書