ネットの海の渚にて

私の好きなものを紹介したり日々のあれやこれやを書いたりします

ネット上に存在する「ヤカラ」について考えた話

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ちょっとここ最近疲れてしまってネットから少し距離を置いていた。
数日間のネット断ちだったけれどそこそこ気分転換できた。

今回のエントリーはあまり楽しい内容ではありません。そういった記事を読みたくない方は申し訳ありませんがここでブラウザバック推奨です。
わがままを申しますがよろしくお願いいたします。


ネットは現実世界と違ってハンドルネームを使用した仮面のもとで活動している。
それはネットでの発言がリアルの生活を万が一にでも侵さないための安全策からであるのだが、長期間にわたって同じアカウントを使用してSNSなどで活動していると、そこに蓄積された情報によって個人を特定されてしまうリスクが増える。
日頃からそういったことを気にしながら発言していればいいのだけれど、段々と面倒臭くなって住んでる場所や年齢なんかもつぶやいちゃっているのが実状だ。
悪意を持った人がSNSを丹念に紐解いていけばかなりの個人情報が浮かび上がってしまうかもしれない。
これをまとめられてどこかにアップされたらかなりのダメージを負う可能性が高い。


まあ最悪身バレしてもアカウントを消して逃亡すればいいやくらいに思っているからそうなってくるのだけど、ネットでの居心地を考えたらやっぱりある程度は自分を守らなくてはならない。

そういうことを考えているとなんだか諸々面倒になってきたりする。
思い切って実名でやったろうかとも思ったりするけど、そうしたらたった一つしかない「実名」というアカウントに紐ついてしまって消すに消せないことになるからやっぱり無理だ。
人生のアカウントは作り直せない。

ヤカラ
輩。族。仲間のこと。理不尽なことを言ってくるような、たちの悪い人。
やからとは - 大阪弁 Weblio辞書

ネットとリアルを使い分けている人がほとんどだと思うけれど、なかにはネットの中でならなんでもしていいと勘違いしているアホがいる。
ネットでの発言はリアルの自分の延長線上にあるに過ぎないことを忘れているのか端から理解していないのか……。

もし他人の名誉を著しく毀損するような発言をしたならば当然その責を負うことになる。殺害予告をはじめとした犯罪予告をしたならば実際に逮捕されることになる。
ネットでの発言は現実の自分と密接にリンクしていて別次元の話ではないのだ。
匿名のアカウントであろうが書いているのは本人なのだからその責任は全て自分にある。

このようなことを改めて書くと大抵の人はそんなこと知っている、いまさら何を言っているのかと感じられると思う。

ところがネットに散らばる情報の中にはとてもこれを理解しているとは思えないような発言がゴロゴロ転がっている。
殺害予告をチキンレースさながらに競っているふざけた掲示板もあるンゴwww


ンゴンゴww言ってる掲示板だけではなく、この「はてな」にだって殺害予告とは言わないまでもそういう低レベルな発言は多々ある。
ネットならなんでも言っていいわけじゃない。
誰かに悪意をぶつけたのならそれと同量、場合によっては多額の利息が付いて返ってくることもある。
そこまで理解した上でヘイトをぶつけるならまだわかるが、そういった心構えもないまま皆が叩いてるから自分も叩いて構わないだろうという魂胆が透けて見えたりする奴もいる。

叩かれるのを覚悟しているなら何を言ってもよいということでもないけれど、それでも自分が叩かれることすら想像しないまま他人をぶん殴っている奴よりかは遥かにマシだ。
それを理解しないまま無意識に誰かを煽っておきながら反撃されると途端に被害者ぶる輩もいる。
煽るだけ煽っておいて炎上したら読み手が悪いと開き直るブロガーが最近いたけれど、まさに悪例として相応しい。


俺は自分自身にルールを設けている。
それはネットの発言だとしてもそれを面と向かってその人に言えるのかということだ。
対象の人物と実際にお会いして目の前で言えるレベルの発言までしかしないことにしている。
あまりに頭にきて暴言に近いような発言があったとしたらそれはその人の目の前で言えるギリギリの発言ということだ。
つまり最悪の場合殴り合いの喧嘩になってもいいと覚悟して発言しているということになる。

ネットという安全地帯から石を投げるような卑怯なことはしたくない。
そもそもネットは安全地帯ではない。
石を投げたら投げ返されるそういう場所だ。
だからこそ最低限の礼節は必要だし、それがない無礼な相手に対しては、徹底的にいくこともあるとここで宣言しておく。

元々温厚な性格なのでめったにキレたりしないのだけれど、いざキレてしまうと取り返しがつかない結果になることが今までの生活で多かった。
そういう自分の性格を知っているからこそ、カッとなって頭に血が上ったとしても一拍おいてからコメントを書き込むようにしている。


どの記事かは伏せるが俺に対して明らかに事実に反する個人攻撃のブコメを付けられたことがある。(俺の書いた記事ではなくて他所様の記事のブコメにそれは書かれた)
それを書いた人物は元々問題行動が目につく要注意人物であるから基本的に無視しているが、今後も引き続き俺に対して無自覚な悪意をぶつけてくるなら本気でやり返す。
自分から喧嘩は売らないが売られた喧嘩は買うタイプなので泣き寝入りはしない。
その人物のSNSを掘ると個人情報につながるものがボロボロと出てくる。
ワキが甘いまま他人を無思慮に攻撃したらどういうことになるのかわかっていないらしい。

ただしうんこを触ると手が汚れてしまうので出来ればやりたくない。
俺は潔癖症なのだ。
うんこは触れない。触りたくない。

その人物の行動は日々ウォッチさせてもらっているが観察対象として非常に興味深い。
言動が常識を超えるエキセントリックさなので適度な距離さえあれば珍獣としての面白みさえ感じる。
ただこれを公開して晒し者にするほど俺は悪趣味な人間ではないので当該人物が誰であるのかの質問には答えられませんのであしからず。

とは言いつつも、今後これ以上に度を越した誹謗中傷を俺に投げかけて来た場合には、このブログ上で過去から現在に至る悪行を列挙して晒す可能性は僅かではあるものの否定はしない。
否定はしないが本当にそんなことはやりたくない。

俺は平和にネットを楽しみたいのだ。


記事に対する御指摘や反対意見は真摯に受け止める。むしろそういった一見厳しく思えるコメントは大変ありがたいと思っています。
迂闊な記事を書けば鋭いツッコミが入る。
それは、はてなのユーザーの高い意識と幅広い知見があるからで他サービスにはない特徴だと思っています。
だからこそ書き手側も切磋琢磨してレベルがあがるという好循環が存在している。

しかし文脈と無関係な罵詈雑言や個人の人格を否定するようなコメントに対しては悪意しか感じられない。
それもひとつの意見なのかもしれないが納得出来ない。
目の前で面と向かって同じことが言えるのか?と問うてみたい。

こういうことをいくら書いても、届いて欲しい層には伝わらんのだろうなということも薄々わかっているけれど一応記事にしてみましたがどうでしょうかね……。