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ネットの海の渚にて

私の好きなものを紹介したり日々のあれやこれやを書いたりします

齋藤さんの嫌儲思想の話

コラム ブログ

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この記事を読んだ。

齋藤さんの記事はいつも楽しく読ませて頂いている。
自分とはまったく違う人生を歩んできているから、俺では到底気が付けない視点を持っていたりしていつもハッとさせられる。
時にはピーキーな一面を見せることもあって読者を飽きさせない稀代のエンターティナーブロガーであるのは間違いない。

齋藤さんは嫌儲思想の持ち主で以前から自分のブログに広告を貼っていないことは知っていた。
今回の記事を読んで広告を貼っているブロガーに対してどのようなイメージを持っているのかは大体理解できた。

俺のブログにはご存知の通り広告が貼ってある。
以前にも何度か触れたことがあるが、広告収入を得ることが目的でブログを書いているわけではないということは最初に言っておきたい。
ではなぜ読者にとって邪魔になるであろう広告を貼っているのか?ということになる。
この答えも何度か書いてきた。


ブログを書くということは自己表現であり、同時に承認欲求を得るためのものでもある。
書きたいものを書いてそれを世に出す。
出したものが評価され賞賛を受ける場合もあるし罵声を浴びる場合もある。
良い評価だけしか欲しくないのならそれこそ閉じたコミュニティで内輪の馴れ合いのなかだけでやればいいのであって不特定多数の場に出せば本人にとって辛いコメントをもらう場面も多々あるしそれを受け入れなくてはいけない。

そういった多くの目に触れることで得られるモチベーションというのもあるのだが到底納得出来かねるような罵詈雑言だって飛んでくる。
そういう悪意を一方的に浴び続けたら身が持たない。
そういうものにうまく付き合えない人は早々にブログをやめてしまう。
もちろん自分が撒いた種の場合もあるし、本人の落ち度ではなくちょっとおかしな人に目を付けられて粘着された結果やめてしまう場合もある。
後者に至ってはもう運としか言いようがない。



話を広告に戻すがこういった実害を被ったり悪意を投げつけられたりするのがブロガーの負の一面として現実にある。
ものすごくいやらしい話になるがこういった実害やヘイトを浴びた際に心の拠り所になるのはお金だったりする。
わけのわからない悪意を浴びてもこれがほんの僅かでも金になってくれるならと思ってどうにかやり過ごせたりする。

元々趣味で始めたブログだからやめたっていいのだけれど、それでも楽しいこともあるからやめるのは惜しい。
PC表示だとサイドバーに俺のEメールのアドレスが書いてあるのだが、そこ宛てに相当酷いメッセージが送られて来たことだって一回や二回ではない。
なんでこんな脅迫染みた内容のメールを受け止めなくてはならないのかと思うけれど、それは多くの人の目にとまるブログになった証拠なのだと自分に言い聞かせているが正直言って頭にくるし納得できない。

それでも僅かながらこのブログからお金が発生しているからそれをみて心を慰めたりできるという点でアドセンスやアフィリエイトは一定の意味があると思っている。
もちろんこれはブロガー側の事情であって読者側には無関係だ。
ただ読者の皆さんにもこのような裏事情があって広告には一定の効能もあることを知っておいていただけるとありがたい。
もう一度繰り返すがお金を稼ぐことが目的でブログを書いているわけじゃない。
ただし、広告から得る僅かなお金が謂れのない悪意に対する処方箋になっている面があるということだ。

ここまで書いてきたのは俺を含めた一般的なブロガーのことで、飯を食うために書いてるプロブロガーやネットから収入を得ることだけが目的でブログをその手段としてしか考えていない人たちのことは含んでいない。
あくまでブログは趣味の範疇であり、そこから得る収入はお小遣いレベルのブロガーのことを指しているのでご注意頂きたい。



齋藤さんはご自身がおっしゃるとおり、ブログには一切広告の類は載せていない。
しかしだ。
齋藤さんは実名でブログを執筆していて、ご自身が経営している参謀本部という会社がある。
齋藤さんの収入の内訳がどうなっているかはわからないが書かれているブログが拡散されることによって、斎藤さん自身の宣伝にもなっているし、会社の宣伝にもなっていると思うがどうだろうか?
サイドバーにはご自身のプロフィールや会社へのリンクが貼られている。
穿った見方ではあるものの、斉藤さんは斎藤さん自身が商品で、その宣伝目的のためのブログであると見ることだって可能だろう。


俺を含めたそこらの一般的なブロガーはアドセンスを貼って直接的に広告収入を得ているが、齋藤さんの場合はブログが有名になることで自分の名前と会社の名前が売れて仕事を得る可能性だってある。
もしかしたらもう既にブログがきっかけで仕事を受注したことだってあるかもしれない。
そうなると齋藤さんの言う、ブログから収入を得ることの是非は揺らぐと思うのだが皆さんはどう思いますか?

広告は貼らないが書いているブログそのものが斎藤さん御自身の宣伝媒体であるとも受けとめられかねない現状は斉藤さんのいう嫌儲思想とどのようにコミットしているのか?
直接的に収入が発生するアドセンスはダメだが、間接的に収益が発生する広告手法ならOKなのか?
このあたりの交通整理をどうつけているのか疑問に思う。