ネットの海の渚にて

私の好きなものを紹介したり日々のあれやこれやを書いたりします

おっちゃんが浮気について考えてみた話

モテない俺が「浮気」について語ろうって言うんだから説得力なんてあったもんじゃない。
まあそれでも語らせてくださいよっていうわけで強引に話を進める。

別に自慢するわけじゃあないが俺にだって恋愛経験くらいはある。
多いか少ないかで言えば少ないんだろうがまあそれでもゼロじゃないんでその経験と周囲の友人知人から得た知識で語ろうと思う。

どこからが浮気なのか?

古今東西この話題は引きも切らずに語られているわけだが未だに明確な閾値が設定されたなんて話は聞いたことはない。
時代や文化や宗教なんかによっても浮気の定義だってコロコロと変わるんだからとりあえず現在の日本ということで話しを進める。



自分のパートナーが自分以外の第三者と接触することが浮気になるのだがその接触具合が問題となる。

1.異性とふたりきりで食事に行く。
2.その相手と手をつないで歩く。
3.その相手とキスをする。
4.その相手とキス以上の濃厚な接触をする。
5.セッッッックス

このような段階があったとするとどこからが「浮気」に該当するのか。
俺の昔から知っている女性は自分のパートナーがどこかの知らない女と5番までイッたとしても構わないと言った。
それを聞いた俺はもちろん驚いたが、ならどうしたら浮気なんだよと呆れたものだ。
この女性いわく、身体の関係は特に問題は無いが許せないのは心のほうだとのこと。
本気で好きになった相手とだったら食事すら許せないと言っていた。


この女性は身体と心を分けて考えているようだが他の女とほにゃららしてきた自分の彼氏に心の在処を尋ねるとでもいうのだろうか。
仮にその時、「俺はお前を愛してる。あの女は遊びだ」と言われたら許すというのか?
確かにその女性はそれでいいと言っていたものの俄には信じがたい。
そういう罠の可能性は十分あるなと思ったがそれは話がややこしくなるので言わないでおいた。

この女性の話を聞いた時に感じた第一印象は「男心を理解する寛大な私いい女でしょ」感が強かった。
本音なのか虚飾なのかは、実際の彼氏にならなければ分からない永遠の謎である。


男同士で自分の彼女だったらどの辺りまで許せるかという話になったりする。
3以降は問答無用で浮気というのは一致するものの1と2で意見が割れる。
【食事位はいいだろう派】と【そんなもん許さん派】に分裂するのだが、要はその食事に問題がある。

読者の皆さんも自分の記憶を辿って欲しい。
そもそも男女の関係がスタートするには食事は必須といってもいい。
なにはともあれ恋愛のスタートラインは一緒に食事をするということなのは自明の理である。

食事から恋愛が始まるのだから浮気の萌芽もそこにある。
だから二人きりの食事など許せんということになるのだが一理ある。

男がまったく下心無しで食事に誘うようなことは無いと断言してもいい。
多少なりともそこにはお近づきになりたい、できればもっと濃密な関係になりたいという男心が存在している。
一見、ジェントルマン然としている男も一皮向けば皆同じ男でしか無い。

読者の中にも女性がいらっしゃると思うが誰かに食事に誘われた場合は確実にその男には下心があるのでそれなりの覚悟を持って誘いに応じていただきたい。


浮気とはどこからなのか問題は個人の恋愛観によって偏らざるを得ないのでこれといった閾値を設定することは不可能だ。
この問題はパートナーと充分な話し合いを持って両者が納得できる形で設定したほうがいい。
片方がここまでは浮気ではないと勝手に決めつけていると俺の友人のように風呂上がりに逆上した彼女に包丁で背中をグッサリということになりかねない。(幸いそいつは生きてる)


この世にはモテてモテて困るぐらいの連中がいるらしいが、そういう連中は片っ端からグッサリやられちゃえばいいのに♡ 

ということでモテないおっちゃんからは以上です。

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