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ネットの海の渚にて

私の好きなものを紹介したり日々のあれやこれやを書いたりします

MSI GeForce GTX 1070 ARMOR 8G OCを購入したのでレビューやベンチマークの結果など

dobonkai.hatenablog.com
上記の記事でGTX1060が25000円くらいになったら買うとか書いておきながら、何を血迷ったかGTX1070を新年早々ポチってしまい、今年も散財しそうだなあと自分が怖くなってくる。

そもそも私はそんなにゲームをやらない。
なのに単体で5万円近いグラフィックボードが必要なのか?という自問自答はありつつも、新年の謎のテンションによってうっかりポチってしまったわけだが後悔はしていない。(ちょっとしている)
円安がこのまま長期化しそうという予想もあり、PCパーツ関係は待っても値下がりしないどころか値上がりの気配さえあったのでまあいいかという理由で自分を納得させている。

MSI GeForce GTX 1070 ARMOR 8G OCの開封

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同梱品
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説明書と保証書。それとステッカー。
このグラボの補助電源は「8ピン」になっているのだが、電源コードの変換プラグ等は同梱されていないので注意が必要。


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左のファンにはPOPが貼られているので組み込む際は剥がすのを忘れないように。


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裏面。


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補助電源は8ピン。


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横幅は実測でだいたい28cm


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高さは14cm。ただし電源を差し込むスペースが必要なのでプラス2cmくらいは余裕がほしい。


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出力端子はDVI-Dが1、HDMIが1,DisplayPortが3になっている。
最大同時出力は4画面まで。




MSI GeForce GTX 1070 ARMOR 8G OCのベンチマーク

今回テストするのは前回の記事で組んだPC。
dobonkai.hatenablog.com

スペック

CPU intel i5-6500
マザーボード ASUS H170-PRO
メモリ DDR4-2133 4GB×2
ストレージ Samsung SSD250GB

詳しくはこちらの記事で
dobonkai.hatenablog.com


ベンチマークに使用するのは定番の3DMark

まずは元々使っていたGTX750Tiの計測結果
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総合評価 【4109】
(内訳)

Graphics score 4552
Physics score 6734
Combined score 1777


続いて今回購入したGTX1070の計測結果
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総合評価 【12807】
(内訳)

Graphics score 18391
Physics score 6776
Combined score 6595


GTX750TiとGTX1070の結果比較

GTX750Ti GTX1070
総合評価 4109 12807
Graphics score 4552 18391
Physics score 6734 6776
Combined score 1777 6595

計測結果を見てもらえばわかるが、GTX750Tiというグラフィックボードは補助電源不要でしかもロープロモデルもあるという低電力でありながらなかなか健闘している。
ワットパフォーマンスに優れたグラボとして人気があり、現在でもまだ販売されている息の長い商品になっている。
ただやはり最新のゲームは流石に厳しくなっていると言わざるをえない。
載っているVRAMも2GBなのでBF1やウィッチャー3などのヘビー級のゲームだと最低画質にしてもかなり厳しい。
今このクラスを買うとするならGTX1050Tiだろうと思う。
GTX1050Tiの一覧はこちら


GTX1070の結果は流石と言わざるをえない。
GeForceのグラボは1000番台のPascal世代になって、一気に省電力化と低発熱化に成功した。
冒頭にも書いたが、元々はGTX1060の6GBモデルを購入するつもりだった。

GTX1060は3万円程度で購入できるモデルだが、一世代前のGTX980というハイエンドモデルとほぼ同等の能力を持っている驚きのコストパフォーマンスを誇っている。
現時点(2017.01)で発売されているゲームをFHDの高画質設定で遊ぶにはGTX1060の6GBモデルなら問題ない。
ほぼすべてのゲームがヌルヌル動くはずだ。
ではなぜ私が一ランク上のGTX1070を購入したのかと言うことになるのだが、それは「VR」を見据えての事だ。

VRのためのPCパーツ選びを検証してみた!ビデオカードは?CPUはどう選ぶ? - AKIBA PC Hotline!
上記の記事に詳しくあるが、HTC「Vive」やOculus「Rift」をストレスなく楽しむにはGTX970でギリギリ、GTX980Tiであれば多少の余裕ありというような結果が出ている。
似たようなテストは各媒体がやっていてやはり似たような結果が出ている。

いろんな記事に目を通したが、GTX980がおそらく快適に遊ぶことにできる境目になっていて、それより一段劣るGTX970だと若干の不安があり、一段上のGTX980Tiならば余裕ありということになる。

これを1000番台のPascal世代に合わせると、GTX980≒GTX1060(6GB)ということになる。
ちなみにGTX980Ti≒GTX1070でほぼ同じ性能。

私がGTX1070を購入したのはVRを多少でも余裕のある状態で動かしたかったという動機が元になっている。
ただ、すぐにVR機器を買うのかというとそれはまだ考え中というところ。


SteamVRのベンチマーク
store.steampowered.com
せっかくなのでSteamが用意しているVR専用のベンチマークを走らせてみる。
www.youtube.com
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とりあえずこのVRベンチでは良好な結果が出た。


ついでにMSIのAfterburnerでfpsなどの表示を入れた状態でゲームプレイ動画を撮ってみたので参考までにどうぞ。
Fallout4Skyrimそれぞれ画質は「Ultra設定」という条件
www.youtube.com
(注:Skyrimは無印版。しかし公式配布の2Kハイレゾテクスチャを導入してそれ以外にも30種類ほどModが導入されている。Fallout4はバニラ)

結果としては当然ながら推奨スペックを余裕で上回っているので60fps貼り付きという状態。
上記のようなゲームであれば、GTX1070だと4Kも射程に入ってくる。

最後に

当初はGTX1060を購入するつもりだった。
解像度がFHDであればGTX1060で困るようなゲームは現時点で存在しない。
しかしながらゲームの世界も日進月歩なので半年後、一年後にGTX1060では60fpsが維持できないというようなゲームが出てきても全くおかしくないし、おそらく出てくるだろうと思う。
さらに今はVRの過渡期でもある。
このまま上手く軌道に乗ればVRも盛り上がって様々なジャンルのゲームが出てくると期待している。
現時点では食指が動くようなタイトルは無いけれどおそらくそれほど遠くない未来に欲しくなるだろうと予想して、そのときにスペックが足りないという悲しみに見舞われないように、現時点では私の使い方ではオーバースペックであるGTX1070を購入したということになる。

パソコンのパーツの中でも特にグラフィックボードは陳腐化しやすい部類だと思う。
だからこそコスパの高いエントリーモデルを短い間隔で買い替えていくというやり方もあるだろうし、逆にハイエンドの高級機を長く使うという考え方もある。
そういう意味ではミドル~ミドルハイというランクは一番中途半端になりかねないチョイスでもある。

現モデルの1000番台からアーキテクチャがMaxwellからPascalに刷新された。
これによって飛躍的に能力が向上したのでミドルクラスでも一世代前のハイクラスを凌駕するほどの進化を見せたわけで、これなら長く使えるだろうという期待感がある。
前世代まで「28nm」だったプロセスノードがPascal世代から「16nm」に変更された。
これは大きな変化で、例えば車で言うとマイナーチェンジではなくフルモデルチェンジに相当する。
ノードの微細化はどんどんと難しいレベルに突入していて、そう簡単には進化しない。
つまり今回のPascal世代は大きな変更後の最新モデルということになるので、次期モデルにあっさりとぶっちぎられるようなことは無いだろうと私は予測している。

2018年に控えている時期モデルの「Volta」がどれくらいの能力を秘めているか今の時点では噂程度しかわからないけれど、おそらくPascalほどのブレイクスルーは無いと信じている。

そもそも新商品は毎年発売されるわけでそれを恐れていたらいつになっても買えない。PCパーツは「買いたいときが買い時」ということでどこかのタイミングで腹をくくるしか無い。
しかも今は円安基調なのでパーツ類の値上がりも始まっている。迷っている方は早めにGTX1060~1080あたりを購入しちゃうことをおすすめしときます。