スマホやタブレットを複数台所持しているような私の場合、充電する際に充電器の周りがわちゃわちゃする。
ガジェットが増えるたびに、同時に充電器の台数も増えるのでどうしてもコンセント周りが騒々しくなる。
そういったことをスタイリッシュに解決することができるのが、今回紹介する充電ステーションだ。
スマホやタブレットを立てかけた状態で7枚まで同時に充電できる。
一般ユースならこれくらいの余裕があれば足りないことはないだろうと思う。
(Satechiよりモニター提供いただいてます)
開封
同梱品はマニュアル。コードを束ねるストラップが7本。ACアダプターはノートPCによくあるような大型のタイプ。
注意点としては充電に用いるUSBコードは付属していないというところ。今まで使っていたものを流用するか新たに購入する必要がある。
Smart Phoneと書かれている端子が3つあって、それぞれ5V1Aの出力。
Tabletと書かれた端子が2つで出力は5V2.4A。
そしてこの機種の特徴であるUSBType Cが2つあって出力は5V3A。
この手の充電スタンドでUSBType C端子を備えているのは珍しい。
今後はUSBType C端子が搭載されたガジェットが増えることが予想されるので、2口もついているこの機種は間違いなくおすすめのポイントになる。
実使用によるレビュー
本体前面に電源ボタンがついている。
画像だとちょっとわかりづらいかもしれないが、ONにすると青白く光る。
私の持っているスマホやタブレットを実際に乗せてみるとこんな感じ。
スマホが1台。
7インチクラスのタブレットが2台。
10インチクラスのタブレットが3台。
計6台乗せているがもう一台分空いている。
ちなみに全部を同時に充電してみたが全く問題なく充電できた。
コイル鳴きも発生しないし、ACアダプターもほんのり温かくなる程度だった。
使ってみてわかる問題点
スマホやタブレットの台数が増えてくると充電周りがわちゃわちゃすると冒頭に書いたが、たしかにこれを使えばスッキリ整頓することは可能だ。
ただし、それは「この機種に適した長さのUSBコードを使う」というのが前提になる。
コードを刺してない状態だと当たり前だが見た目はスッキリしている。
しかしこの状態では「ただの台」でしかない。
これをそれぞれコードと接続するとこんな感じの見た目になってしまう。
コードを束ねるストラップが7本付属しているとはいえ、それを使っても見た目は美しくない。
パッケージの画像のように美しく並べるには、これ用にコードを新調するしかない。
それこそスマホであれば10㎝位がちょうどいいし、タブレットなら20㎝くらいが適切な長さだと思う。
できたら多少販売価格が上がってでも10㎝のコードを2本、20㎝のコードを3本。同じく20㎝のUSBType Cコードを2本同梱していただきたいと切実に思った。
ちなみにこちらの30㎝のUSBType Cのコードを購入してみたが、やはりちょっと長かった。
Cable Matters(0.3m・2本セット )USB Type C(USB-C)ケーブル ブラック
- 出版社/メーカー: Cable Matters
- メディア: エレクトロニクス
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最後に
単なる充電器ではなくて上に立てかけて置くことができる充電ステーションは確かにごちゃごちゃしがちな見た目を改善できる。
しかしながら適切な長さのコードが付属されていないので、今まで使っていたコードを流用するとどうしても見た目が美しくない。
例えば余ったコードの部分を隠す事ができるようなギミックがあったり、最初からコードが付属していれば完璧だったのでそこだけが残念ではある。
ただその問題点はこの機種だけではなくて、この手の充電ステーションには必ず発生するものなので仕方がない。
この機種はそういった類似品とは一線を画す機能としてUSBType Cの端子が2口備わっている。
これから主流になる規格だと思われるので長く使うことを考えたら、是非この機種をおすすめしたい。