先日、静岡ホビースクエアにて開催中の金子辰也ジオラマ展-THE COMPLETE WORKS of TATSUYA KANEKO-を観覧してきました。
hobbysquare.jp
金子辰也氏と言えばミリタリー系ジオラマの大家であり、TVチャンピオンなどでも優勝したりしているのであまり詳しくない方でも名前くらいは知っているかもしれないというくらい、とにかくこの界隈では有名な御仁です。
そのジオラマ展が開催されているということで、行こう行こうとは思っていたものの、なかなか時間が取れずようやく見に行くことができてギリギリ間にあいました。(開催は5月31日まで)
今回の展示は「撮影可」ということでしたのでパシャパシャ撮らせていただきました。
TVチャンピオン プロモデラー選手権 優勝作品
腰の曲がったおじいさんが、蜘蛛の巣の張ってしまった廃校を訪れているシーンです。
おじいさんは元教師という設定で、廃校時に残された生徒たちの黒板の寄せ書きがそのまま残されています。
このジオラマには仕掛けがあって、黒板裏に調光器で明るさの変わる電球が仕込まれています。
そのため黒板裏に隠してある仕掛けが浮かび上がるようになっています。
寄せ書きがそのまま残された黒板
老教師がそのころを思い出します。
すると……。
在りし日の生徒たちと自分の姿が黒板に映し出されます。
ジオラマにドラマを宿らせてしまう凄さに感動しました。
ぱっと見は、ただの黒板にしか見えないんですけどね。
以下は、気になった展示作を並べました。