ネットの海の渚にて

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議論をするなら平易な言葉を使おうよって話

http://www.flickr.com/photos/76506115@N03/6794475034
このところTwitterで空中殺法(エアリプ)が周囲に飛び交っていてどうにも気になる。
正直に言ってしまえば鬱陶しい。
直接リプを飛ばし合えば、はっきりしていいのだがそれをするとややこしくなるのが面倒でそれを危惧しているんだろう。
だからこそエアリプしているのだと思うが結局両者が熱くなって、もはやエアリプですら無くなった状態でガチャガチャやり始めたりする。



そういったものを横から眺めていると往々にしてメタな視点で意見をぶっていることに気付く。
エアリプだから余計にそうさせるのかもしれないが、やけに抽象的で解釈の幅がある表現を多用するからそれに当て擦られた人物は余計にモヤモヤする。

俺の偏見かも知れないがそういう行為を日常的にやっている奴はどこかインテリ振っていてめったに見ないような単語を使ってアピールしてくる。
被害妄想みたいなもんだが少なくても俺の観測範囲内ではそういうタイプが多いのは事実である。

そういうインテリ振った言説がさらに誤解を生んで状況をややこしくさせるのだが、当人はそのことに気がついていない。
聞いたことのないようなメタ的表現を使うから鼻につくし、イラッと来る。結局何を伝えたいのかいまいちはっきりしない。
誰かに何かを伝えるならできるだけ平易な表現で誤解を与えずにするのがマナーだと思うがそういう連中はついてこれないバカは相手にしないぐらいの厭味ったらしさを醸し出している。


本当に頭が良くてインテリならば伝えたい相手に対して、伝わる言葉を用いるはずじゃないのか?と思う。
伝わらないかもしれない難解な言葉を嬉々として使って何になるのか甚だ疑問だ。


まぁ、もともと俺の身近にインテリな人間がいたことがなかったからこうやってインターネット上ではあるものの、今まで交流したことが無かった層と意見交換ができたりするのはとても楽しい。
楽しいのだが時にこうやってストレスを感じることがある。


テキストだけのやり取りだからこそ自分を大きく見せたいのか難解な語句を使って威嚇しているように見えて滑稽だ。
意味のある議論をしたいならもっと地に足のついた言葉でやりあえばいい。

「頭がいい」とは、文脈力である。

「頭がいい」とは、文脈力である。

photo by Casa Fora do Eixo Minas