ネットの海の渚にて

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男の本能の部分を否定されちゃうとモヤモヤするって話

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この記事を読んだ。

この前、あるブログで成人した男性が、お店にいる女子高生が目の保養になると書いてて、私はなんかちょっとそれが気持ちが悪くなってしまって、どよーんとした。

幼児とかペットとか、愛玩すべきものとしてただただ可愛いという、それとは明らかに違うトーンとしての目の保養って、思ってても表には出さないものじゃないの…?

成人済みの若いねーちゃんでも、モデル業とか容姿を売りにしてる仕事ならまだしも、普通にそこで生活してるだけの女性相手に目の保養って表現はあんまり褒められたもんでもないとは思うんだけど、それどころか女子高生って大体15~18歳くらいの子供で、そんな子供を目の保養って、そんなにナチュラルに世間に垂れ流していいものなの?みたいな。
女子高生をナチュラルに消費することへのモヤモヤ - 田舎で底辺暮らし


健康で若い女性を見たら性的興奮を覚えてしまうのは、もはや動物的本能に根ざしているのでどうしようもない部分ではある。
ただしそれを公の場でわざわざ自分は「女子高生を見ると性的に興奮する」と開陳するのは別の話だ。そういう行為は謹んだほうがいいのは同意する。

言わなくてもいいことを表現したらそれによって他者が不快になることは、必ずしも性的なことに関することだけではない。
政治や宗教の話だって興味のない人間からしたらいい迷惑だ。



女子高生はまだ未成年でまだ子供である。

確かに法的にはそうだ。
けれど妊娠可能な状態にまで成長したメスの個体に、性的興奮を覚えるのはオスの本能であり、その事自体を否定、断罪するのはさすがに酷ではないか。
(法的にまだ)子供である女子高生に興奮する男どもは許せない、というのは少々無理がある。

本能に導かれる生理的現象の部分で男を否定されるとモヤモヤしか残らない。


女子高生に興奮したとしてもほとんど多くの男性はその女子高生になにかをしたりはしない。
それこそが理性の動物である証拠なのだが、稀にその一線を越える不届き者が現れてしまう。
比率としたら圧倒的少数なのだがそういった奴らが、その他大勢の男性の名誉を著しく毀損している。

未成年者に対する性犯罪は引きも切らない。
かなりの数の被害者が出ているのも知っている。
しかしそれはあくまで一部の男が犯罪を犯しているからであって、その他大勢の男は本能的に興奮したとしてもそれを理性で抑えることがあたりまえだ。
決して男=性犯罪者ではない。


例のブログはいつも主語がでかい。
自分は同性愛者であると宣言しているわけだから、いわゆるセクシャルマイノリティに属する人なんだろう。
他の記事も読んで見るとわかるが、文章の端々に「男憎し」の感情が見て取れる。


セクシャルマイノリティの方々が自分やその仲間の苦しい現況を訴えて、少しでも社会的に認知されることを願って活動することはとても良いことだと思う。
けれどこの人がやっているような「男憎し」を発端としたフェミニズムは、決して良い結果を産まないのではないかと心配になる。