ネットの海の渚にて

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Twitterを乗っ取られたと思ったら確認しておきたいこと(スパムツイートの直し方)

身に覚えのないTweetを知らない間にしていて、それをフォロアーさんに指摘され「乗っ取られた」と騒ぎだすケースをよく見かける。

これは昔からよくあるスパムなのだが最近の流行りは被ブロック数をチェックするサービスを利用しようとしてスパムの踏み台にされてしまうようだ。


これは正確に言うと乗っ取りとは違う。
Twitterのパスワードをハッキングされてアカウントを乗っ取られたのではない。
何らかのリンクを踏んだ際に以下画像のようなアプリ連携画面が表示され、自ら「連携アプリを認証」を押してしまった結果なのだ。
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上記の画像を見てもらえばわかるが「このアプリケーションは次のことができます」という項目の中に「ツイートする」とはっきり書いてある。

これを許可しているわけだから、自分の知らない間に勝手にツイートされても仕方がない。

大切なことなのでもう一度書くが、これはハッキングされてパスワードを割られてアカウントを乗っ取られたのではなく、自分の不注意でよく確認もせずアプリ連携を許可してしまった結果なのだ。だから急に不安になってパスワードを変えたとしても解決しない。
自らの不注意が原因であるということを理解していなければ、今後も同様の手口に引っかかり続けることになる。

もちろんスパム業者そのものに多大な問題があるのは明らかなのだが、自己防衛のためにも各個人がこのような手口を正しく理解することをおすすめしたい。




Twitterスパムの直し方

自分がスパムの踏み台にされて、知らない間に宣伝Tweetをつぶやいてしまっている場合の直し方は、実はそれほど大変ではない。
3ステップで直せる。


まず設定をクリックする。
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左の列にある「アプリ連携」をクリックする。
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そうするとすでにアプリ連携しているものがズラッと出てくるので、この中からスパムと思しきサービスの「許可を取り消す」をクリックする。
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普通にいつも使っているサービスまで消す必要はもちろんないのだが、身に覚えのない項目があったり、もう使っていないサービスがあったらこの際許可を取り消したほうがいい。


うっかりスパムに引っかかってしまっても以上の手順で取り除くことができる。