掃除しても掃除しても出てくるホコリってなんなのよ
photo by boltron-
金曜の夜から自宅には帰っていないのに、今朝自分の部屋のテーブルを見てみるとうっすらとホコリが積もっている。
金曜日の帰宅後に掃除をしてそのあと外出。
そのまま日曜の朝まで部屋は無人だったのにホコリが積もっている。
自分はそれほどキレイ好きというわけではないと思う。
面倒なときは一週間くらい平気で掃除機をかけない時もあるし、日常でストレスがたまってくると毎日掃除機をかけたりする。
どうも精神的にささくれだっている時ほど掃除機の頻度が上がるらしい。
それでも平均すると3日に一回くらい掃除機をかけていることになる。
家に帰って来るとテーブルやテレビの上や机の上などのホコリが積もりやすい場所をクイックルワイパー(ハンディ)でさささっと掃除する。
それは掃除なんて大層なことではなくて、クイックルワイパーで撫でるだけなので時間にしたら3分以内のことだ。
そんな簡単な事でも毎日やっていると習慣になってきて、逆にやらないと気持ちが悪くなってくる。
クイックルワイパーは毎日使っていて、気分がのるとそのまま掃除機掛けまで雪崩れ込む。
20代の頃は汚部屋みたいなところに住んでいた。
掃除も片付けも面倒でそりゃもうひどい状況だった。
そんな部屋にいるからさすがに我慢ができなくなって半年に一回くらい鬼のように掃除をする。
溜めに溜め込んでいるから丸一日かかる大仕事になってしまう。
ヘトヘトになりながらも綺麗になった部屋で、手足を思いっきり伸ばして寝転ぶと気持ちが良かった。
そういうことを何回も繰り返しているうちに、掃除をしないのはモノがそこらに溢れているからだと気がつく。
例えばテーブルの上に何かがあると、それをいちいちどけないと掃除ができない。
当たり前すぎでアホらしいが、そういった手間があちこちで積み重なるから面倒に感じて掃除をサボるようになる。
30代になった頃にそういう考え方に変わっていわゆる「断捨離」みたいなことをやり始めた。
今でいうミニマリストみたいな思想に感化されたわけじゃなくて、単純に掃除をやりやすいためにという動機からだった。
全く使わないものは捨てて、たまにしか使わないものはきちっと仕舞う。
出来る限りモノが出ていない状態にすることで掃除の負担は一気に減った。
それから今は習慣になった毎日のクイックルワイパー掛けを始めた。
掃除機も数日おきにかけるようになった。
こまめに毎日掃除をすると、どこかでまとめて大掃除するよりもおそらく手間がかからない。
しかも毎日キレイな部屋にできることで気持ちがいい。
掃除をすることで「心が綺麗になる」とか「精神修行のため」みたいな宗教チックなことを言いたいわけではない。
きれいな部屋にしておくと単純に気持ちがいいということだけだ。それ以上でもそれ以下でもない。
話を冒頭に戻すが、外出前に掃除をして綺麗にしていったのに、丸一日部屋を空けていたにもかかわらず、普段と殆ど変わらないレベルのホコリが積もっているのはなぜなのだろうか?
ホコリの正体というのは人間の活動に伴う衣服の擦れから生じる繊維だろうと思っているのだが、無人だった部屋なのにいつもと同じような量のホコリが発生しているとなると、その理論はおかしくなる。
ホコリって一体なんなのよ???