ネットの海の渚にて

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iDeaUSA Bluetooth 4.1 ワイヤレススピーカーのレビューや感想

iDeaUSA Bluetooth 4.1 スピーカー ワイヤレススピーカー/2.1チャンネルサラウンドサウンド/20W出力オーディオステレオスピーカー

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今回はモニター提供いただいた、iDeaUSAのBluetooth接続のワイヤレススピーカーのレビューを行いたい。

開封

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同梱品はマニュアル(日本語有り)と充電に使うUSB-microUSBケーブル。
それとBluetoothが使えないような機種とも有線で接続できるように3.5mmオーディオケーブルが付属されている。

外観

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操作部は全て天面の手前に集約されていて使いやすい。
1番左にある電源は約3秒の長押しでON,OFF。
電源ボタンの上にある小さな穴に見えるところはランプになっていて、充電中は点灯して、満充電になると消灯する。


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正面。
メッシュで中が見えないが左右に5W(ø38.5㎜)のスピーカーがそれぞれ入っている。


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背面も前面とほぼ同じデザインで非常にシンプル。
有線接続用の端子と充電用のmicroUSB端子がある。


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底面に10W(ø50㎜)の サブウーファーが入っている。


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重量は実測で666グラム。


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横幅はだいたい19㎝


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奥行きは約7㎝


実使用によるレビューと感想

まず手にしたときの第一印象は極めて工作精度が高く精緻に作られた、高級感さえ漂うソリッドなスピーカーだということ。
コンパクトな見た目とは裏腹に手に持った感触としてはずっしりと重い。
実測で666グラムという重さなので、持ち運びできないことはないけれど、このスピーカーは部屋でじっくりと聞くのが正しいと感じたし、据え置きでメインのスピーカーとして使えるだけの重厚で厚みのある音を出す、非常に素性の良いスピーカーであるという感想を持った。

この手の充電式Bluetoothスピーカーは外に持ち出すことを目的に作られているものが多い印象。
このブログでも以前紹介したこの手のスピーカーは
dobonkai.hatenablog.com
コンパクトにパッケージングされていて尚且つ、アウトドアでも安心して使うために防水仕様になっている。
小さく軽くするために内蔵されているスピーカーは一つだし、バッテリーの容量も小さい。
これは大きさや重さとトレードオフになるところなので仕方がない。


今回紹介しているiDeaUSA Bluetoothスピーカーはそういったアウトドアで使うという目的にはおそらく向かない。
まず、防水には対応していないし、自重があるので万が一落下させた場合に間違いなく凹む。
場合によってはそれで壊れることもあるかもしれない。
アウトドア用に作られたスピーカーは軽いのでテーブルから落としたくらいではおそらく壊れない。
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もちろん大きさも20㎝以内だし、自重も666グラムだから持ち運ぶのは不可能ではない。
けれど屋外で使うのはおすすめしない。
このスピーカは室内でじっくり音楽を聞くときに使ってもらいたい。




音楽だけじゃなく映画にもおすすめ

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底面にサブウーファーが仕込まれているので、映画などの視聴にも適している。
今はスマホやタブレットで動画を見る機会も増えていると思うが、それらの内蔵スピーカーでは音が貧弱なのは否めない。

「映画の半分は音でできている」と押井守は言ったが、確かに映画を楽しむための要素として「音」が占める部分は多い。
スマホやタブレットの貧弱な音で見る映画が、このスピーカーを使って豊かな音を味わうことで楽しさが数倍にも高まる可能性がある。

音質について

コンパクトな見た目に反して、低音が非常にパワフルだ。
これはもちろん底面に仕込まれたサブウーファーのおかげなのであるが、このサイズでこれだけの音が出るのは正直驚いた。
低音がパワフルだからと言って音が破綻すること無く、中音から高音まできっちり出る。
変なクセもなく素直でクリアな音が出るので、聞く音楽のジャンルは選ばない。
ダンスミュージックもクラッシックもそつなくこなせる万能型のスピーカーだ。

充電について

4000mAhという大容量のバッテリーが内蔵されていて、満充電からなら約10時間使える。
しかし充電には8時間程度必要になる。

このスピーカーで唯一の不満は、充電時間が長いことだ。
大容量のバッテリーが内蔵されているのは便利で良いのだが、その反面充電に時間がかかる。
最近のスマホやタブレットもバッテリー容量が増えているのだが、そのかわり急速充電にも対応している。
なので4000mAhくらいのバッテリーでも3時間くらいで満充電させるのは最近だと珍しくないのだが,この機種の充電規格が5V1Aなので完全に空っぽの状態からスタートしたら満充電まで8時間かかってしまう。

ここだけは急速充電に対応して欲しかったところ。
次モデルでの改善を期待したい。

総評

このスピーカーは7000円台で購入できる。(記事公開時)
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手頃な価格で手に入るにも関わらず、デザインも安価なスピーカーとは一線を画す質感がある。
音質もサブウーファーが内蔵されているので低音はパワフルだし、中音高音もしっかりと鳴らすことができる素性の良さ。
音楽を聞くのにも最適だし、映画を楽しむスピーカーとしても必要十分だ。

モバイル機器で音楽や映画を楽しむときの相棒としてはベストチョイスなスピーカーだと思う。