ネットの海の渚にて

私の好きなものを紹介したり日々のあれやこれやを書いたりします

何回でも言うけどパクリはいけないことです

我慢できないので脊髄反射的に書く。
言葉が多少乱暴になるのは大目に見てください。

これ読んだ。www.ikedahayato.com

またかよである。

以前もこの件ではイケハヤ氏とはガチャガチャやりあった。
クソみたいな理論をゴリ推してきてああこりゃだめだわと諦めた。

だけどまた今回のいかにもさらっと書きましたみたいなエントリーを読んでカチンときた。



ネット上ではパクリが横行している。
これは認める。
確かに現時点ではそれを防ぐ効果的な対処方法はない。

著作権者がパクられた被害を回復させるにはとてつもなく大きな負担がのしかかる。
これはネット時代に法律が追いついていない典型例だと言ってもいい。

現実問題としてパクる側が有利すぎて、被害者側は泣き寝入りせざるを得ない。

だからイケハヤ氏はパクられても大丈夫なビジネスモデルを構築しろと言っている。

これは先見性があって現状を鑑みた意見だと思うかもしれない。
でも実際は違う。

どれだけ言葉で取り繕ってもパクリは犯罪だ。
その犯罪行為に対してNOを言わなければいけないはずだろう。

どうせ泣き寝入りするだけなのだから現実を見てあきらめろというのは、犯罪者に対して白旗を上げたことになる。
しかもパクられ先で利益も出せるみたいなことを言っているから、犯罪者と共犯関係になるということでもある。


盗みはいけないことだ。
まずそれを糾弾してネットにも著作権があるということを啓蒙するのが、影響力を持ったブロガーのやることではないのか?
そういった犯罪行為を断罪するでもなく「僕はパクられてもOKなんでみんなもそうしなよ」みたいなことを軽々しく言うもんじゃない。

パクリはいけないことであるときっちり啓蒙した上で、どうしてもそういう被害が出るからその場合はこういう感じで対策しましょうとやるのが本筋であって、いきなりパクリ上等とやるから信用出来ない。


しかも「パクリあかん」と言っているとそれを正義感の暴走だと煽ってくる。

イケハヤ氏には幼い娘さんがいるようだが、その子にお友達のものを盗んでもいいですよと教えるのだろうか?
おそらくそんなことはしないだろう。
現実世界での窃盗とネット上のコンテンツの窃盗は違うというレトリックを使うのだろうが、私からしたらそんなのはごまかしでしか無い。
カタチのないものでも盗んだらそれは泥棒だ。

何より先にネット上の剽窃はいけないことで、犯罪行為であると啓蒙してくれ。
私なんかより何百倍もあなたは影響力があるのだから。