ありがたいことにこの季節になると各所からたけのこをいただくことになる。
できたらいっぺんにくれるのではなく、タイミングをずらして4月から5月まで万遍なくいただけたりするとありがたいのだが、現実はそんなにうまくいかない。
すでに冷蔵庫の野菜室は水煮されたたけのこに占領されているのに、昨日もまた一気に8本のドデカイたけのこを頂戴した。
仕方がないので家にある中で一番大きな鍋で茹でるのだがそれでも3回は必要になった。
一体私がどれだけのたけのこを食べると思っているのかわからないが、もはや嫌がらせに近いレベルでいくら食べてもたけのこが減らないどころか増えていくという状態に陥っている。
水煮の状態にまで仕上げてから近所に配るのだがもうさすがに配り先も無くなってきた。
とまあ愚痴を言っていてもしかたがないのでとにかく山ほどあるたけのこを消費しなければいけない。
ということで今回は「たけのこごはん」を作ったので紹介したい。
たけのこごはんのレシピ
用意するもの
米 1合
たけのこ(水煮)100グラム程度
シーチキン 1缶
今回はちょっとだけ奮発してフレークじゃないやつを使った。
もちろんフレークで問題ない。
調味料 | 量 |
---|---|
みりん | 小さじ2 |
酒 | 小さじ2 |
醤油 | 小さじ2 |
オイスターソース | 小さじ2 |
和風だし(だしの素) | 小さじ1 |
上記の分量はすべて「米1合」に合わせているので2合ならすべてを2倍に、3合なら3倍にしていただければよい。
今回は土鍋で炊くがこれも同じ分量で炊飯器でも可だ。
そのかわり普通の炊飯時よりも若干水を少なめにする。(調味料の分、水を減らすイメージで)
たけのこごはんの作り方
まず米を研いで180ccの水を入れる。
この状態で20分~30分浸す。
たけのこは粗みじんよりちょっと大きいくらいに刻む。
調味料はすべて混ぜ合わせる。
米の浸しが終わったところへすべてを投入する。
シーチキンは油を完璧にまでとは言わないが9割くらいは切ったほうが仕上がりがさっぱりする。
ただし油分は「コク」にも繋がる要素なのでこの辺りはお好みで調整してください。
土鍋での炊飯
1. 沸騰するまで中火。
2. 蓋の穴から湯気が勢い良く吹き始めたらそれが沸騰の合図なので火を弱火(鍋底に火頭が当たるくらい)にして10分。
3. 10分経ったら火を消してそのまま10分待つ。
はい。完成。
しゃもじで天地をひっくり返して切るようによく混ぜる。
まとめ
写真は上に小ねぎを散らしているがもちろん無くても大丈夫。
ネギがあると色目が綺麗なので写真撮影のためにかけてみたが思いのほか美味しいので、わざわざ用意するまででもないけれど冷蔵庫にあるなら乗せたい。
それ以外にアクセントとして種を抜いた梅干し1個を包丁で叩いて一緒に炊いたり「ゆかり」を少量パラパラっとふりかけても酸味がよく合うのでおすすめだ。たけのこは梅干し系の味と相性が良い。
今回は土鍋で炊いたわけだけど、もちろん同じ分量で炊飯器でも炊けるのでたけのこが手に入ったらぜひチャレンジしていただきたい。
土鍋シリーズ
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