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ネットの海の渚にて

私の好きなものを紹介したり日々のあれやこれやを書いたりします

加湿器の方式はイロイロあることをご存知ですか? 加湿器選びは慎重に

解説

これからの季節に活躍する加湿器を今回は解説します。
皆さんのご家庭や職場にひとつくらいは加湿器があるのではないでしょうか?
ではその加湿器、どんな方式ですかと問われたらあなたはこたえられますか?

じつは加湿器には加湿する方式が複数あります。
今回はその各加湿方式の特徴とメリット・デメリットをできる限りわかりやすくまとめました。


加湿方式は大きく分けると4種類あります。
1.超音波式
2.スチーム式
3.気化式
4.ハイブリッド式

現時点での加湿器は上記の方式のいずれかに属しています。
一つずつその特徴とメリット・デメリットを見ていきましょう。




超音波式

特徴
タンク内の水を超音波によって強制的に微細な粒子にして室内に吹き出す。
本体価格が比較的安価。

メリット
電気代が安い。
加湿能力が高い
小型化出来るため様々なデザイン性の高い商品がある。

デメリット
水道水に含まれているカルキ成分もそのまま空気中に漂うことになるので、カルキ成分が部屋中に散らばることになる。(いわゆる白粉)
タンク内の水に細菌やバクテリアが発生していた場合、それも空気中にばらまくことになるので健康被害の可能性がある。
家庭用超音波式加湿器が感染源と考えられたレジオネラ症の1例
こういうこともあって大手メーカーは超音波式から撤退済み。


スチーム式

タンク内の水をヒーターによって気化させる。
簡単に言うと電気ポット。

メリット
加湿能力が高い。
タンク内の水が仮に細菌やバクテリアで汚染されていても煮沸することになるので安全性が高い。
カルキ成分が空気中に飛散することもない。

デメリット
常に電気によって水を沸騰させて気化させているので電気代が他の方式に比べて割高になる。
カルキ成分は内部のフィルターに固着するのでメンテナンスコストが永続的に発生する。
フィルターの手入れを怠ると内部にカルキ成分が軽石のように固着して最悪の場合故障する。
こまめなメンテナンスが必要になる。

気化式

本体内部にスポンジのような、水をよく吸い上げるフィルターが設置してあってそこにファンで風をあてて気化させる方式。(ファンがない機種は自然気化式)
部屋の中に湿らせたバスタオルを干してそこに扇風機を当てているイメージで、これを本体内部でやっている。

メリット
超音波式に存在するデメリットを回避できる。
沸騰させているわけではないので電気代が安い。

デメリット
時間あたりの加湿能力が低いため、それを補おうとすると本体サイズを大きくする必要がある。そのため他の方式に比べて本体寸法が大きくなりがち。
気化させるためのフィルターに寿命があってランニングコストがかかる。

ハイブリット式

スチーム式と気化式の2つが内部に組み込まれている。

メリット
スイッチを入れた最初は加湿能力の高いスチーム式の部分で一気に加湿して、設定された湿度に達したら電気代の安い気化式部分を活用して湿度を保つ。
2つの方式の良いとこどりを自動的にコントロールしてくれる。

デメリット
本体価格が高い。
2つの方式が内蔵されているため本体寸法が大きくなる。
メンテナンスはスチーム式、気化式双方の必要があるため手間が増える。
交換するフィルターなどのランニングコストもかかる。

まとめ

もっと細かく言うと更に多くの加湿方式があるにはあるのですが、事実上それは上で説明した4つの方式の言い方や表現方法を変えたものが多いのが現状です。
それぞれの方式にはメリット・デメリットが明確にあるので、自分の使用環境を鑑みて加湿器選びの一助になれば幸いです。