危険物取扱者 乙4試験を先日受けてきました。
合格通知が到着したのでこの後は免状の申請が必要になります。
ですが、手続きがなかなか面倒というか、こういったことは普通の生活をしているとあまりないイベントなので、今後誰かの役に立つかもしれませんので備忘録として記録に残します。
免状申請の大まかな流れ
1.試験を受けた都道府県の消防試験研究センターの各支部に申請書類を提出する
提出は直接各支部に持ち込む方法と郵送で送る方法があります。以下は郵送で送る手順を解説しています。
2.申請に必要なもの
試験結果の通知書、合否の結果が記載されたはがきのことですね。見開きの左側が試験の結果で右側が申請書になっています。
上記のはがきの裏面に収入証紙を2900円分貼ります。
これは申請をする都道府県それぞれで発行していますので、例えば静岡県に申請するのに愛知県発行の収入証紙を貼ってはいけません。必ず申請する都道府県が販売している収入証紙を貼ってください。
収入証紙は名前が似てますが収入印紙とは別物でコンビニや郵便局では扱っていません。
各都道府県のHPに「収入証紙売りさばき所」の案内があるはずなので検索してみてください。
埼玉県、東京都、新潟県、京都府、大阪府、鳥取県、岡山県、広島県、長崎県の場合は手続き方法が違いますのでご注意ください。詳しくはこちらの公式リンクか合格通知のはがきの記載を確認してください
新規免状の交付|免状の交付・書換え等 |一般財団法人消防試験研究センター
免状を返送するための封筒(長さ14cm~23.5cm、幅9cm~12cm)
返送用封筒の大きさは指定されています。(長さ14cm~23.5cm、幅9cm~12cm)
この指定されたサイズに合致するものの中で入手が容易なのは長形3号と長形4号だと思います。
画像にある封筒は大きい方が長形3号で小さい方が長形4号です。
この組み合わせの場合、小さい方の長形4号を免状返送用の封筒として使います。こちらに自分の氏名と住所、簡易書留郵送料の料金として460円分の切手を貼ります。
大きい方の長形3号は消防試験研究センターへ送付するための封筒として使います。長形3号だと長形4号の封筒がそのまま入りますし、合格通知のはがきもそのまま入ります。こちらは消防試験研究センターの住所を書いて切手を110円分貼ります。私の場合は静岡県で試験を受けましたので当然ですが静岡県に申請します。なので封筒には静岡県の消防試験研究センターの住所を書きます。
各都道府県の消防試験研究センターの住所一覧は以下のリンクです。
本部・支部等住所連絡先|一般財団法人消防試験研究センター
大きい方の封筒に返送用の封筒と合格通知はがきを入れて封をしてポストに投函すれば終了です。都道府県によって違いはあると思いますが申請に不備がなければ2週間前後で免状が送られてくるはずです。
申請に必要なものまとめ
- 合格通知はがき
- 収入証紙 2900円分
- 免状返送用の封筒(長さ14cm~23.5cm、幅9cm~12cm)
- 返送用封筒に貼る切手 460円分
- 1~4全部を入れて消防試験研究センター宛に送付するための封筒(長形3号なら切手は110円)
注意事項
最後になりますがこのブログはあくまで素人が書いている備忘録であり、もちろん正確性には留意して書いていますが常に100%の正確性を担保しているわけではありません。このブログを書いた後に公式の方で手続き上の変更等が発生する可能性も当然あります。
下記リンクが公式ページですので免状申請について最終的にはそちらで確認していただくのが確実です。
新規免状の交付|免状の交付・書換え等 |一般財団法人消防試験研究センター
以下余談
私は長形3号と4号の組み合わせてやりましたが、組み合わせに決まりはありません。長形4号の封筒を2枚用意して一つが送付用、もう一つが返送用にしても構いません。その場合ははがきがそのままでは入りませんので折りたたむ必要が出てくると思いますが、折りたたんではいけないというような公式からの注意書き等はありませんので問題ないと思います。長形3号ならはがきは折らずにそのまま入ります。すでに長形4号を持っているならそれを使えば良いと思いますが、免状申請のために新規で封筒を購入するのであれば長形3号をおすすめしておきます。