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ネットの海の渚にて

私の好きなものを紹介したり日々のあれやこれやを書いたりします

テレビチューナー PIX-BR310Lを購入したので感想やレビューなど【ピクセラ マルチOS対応】

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ピクセラ 地上デジタルBS・110°CSテレビチューナー PIX-BR310Lを買った

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テレビのアンテナ線を接続して無線LANルーターに繋ぐだけで、特に難しい設定も必要なく、パソコン、タブレット、スマートフォン等からテレビの視聴ができるようになる。
番組表を閲覧しつつ録画予約もできるのでよくあるHDDレコーダーと使い勝手はほとんど変わらない。
いちいちテレビを付けなくても手元にあるスマホやタブレットからでもすぐに視聴、録画ができるからむしろこっちのほうが手軽かもしれない。
この手の商品で一番有名なのはおそらく「nasne」だと思うが、なぜこちらを選んだのかは後述する。


PIX-BR310Lの開封







画像を見てもらうとわかるが、地上デジタルとBS/CSが混合入力端子になっているので配線が別れている場合は混合器を使って1本に混合してやる必要が出てくる。

地デジ対応アンテナ分波混合器 VHF/UHF-BS/110゜CS屋内専用[VU/BC]

地デジ対応アンテナ分波混合器 VHF/UHF-BS/110゜CS屋内専用[VU/BC]

それともうひとつ注意点があってBS/CSアンテナへの電源供給機能が無いので、自前でBS/CSアンテナを立てている場合は代替の手段が必要になることもある。
すでにブースターが設置されていたり、この機種以外に所持しているBS/CS機器に、アンテナ電源を常時供給できる機能があれば問題ない。
この機器しか持っておらずなおかつ新たにBS/CSアンテナを設置したい場合は以下の様な電源供給機能があるブースター等を設置する必要が出てくる。

日本アンテナ VBCシリーズコンパクトタイプ BS・110°CS・UHF卓上型ブースター VBC-22CU

日本アンテナ VBCシリーズコンパクトタイプ BS・110°CS・UHF卓上型ブースター VBC-22CU


PIX-BR310Lには録画機能もあるのでUSB端子に外付けHDDを接続すると録画が可能になる。(2TBまで対応)
放送をリアルタイムで見るだけでいいならHDDは必要ない。


付属品


ACアダプターと電源コード。LANケーブルが一本と赤B-CASカードが同封されている。
アンテナ関係の部品は入っていないので必要な場合は別途自前で用意しなくてはならない。


初期設定


ワイヤレス テレビチューナー PIX-BR310W / PIX-BR310L - 特長 | 株式会社ピクセラ

まず最初に本体にアンテナ線を接続する。LANケーブルで無線LANルーターと繋ぐ。あとは電源コードを刺すだけだ。
本体側はそれで終わりなので次はテレビを見たい端末に対応するアプリをダウンロードする。


WindowsパソコンやWindowsタブレット
StationTV – Microsoft ストアの Windows アプリ


Android端末
ワイヤレスTV(StationTV) - Google Play の Android アプリ


iPhoneやiPad
ワイヤレスTV(StationTV)を App Store で


AmazonのKindle(電子書籍専用機は除く)
Amazon CAPTCHA



ここではWindows10でのセットアップ画面で説明する。(スマホやタブレットでもほぼ同様の画面と手順です)
特に難しいことは全く無い。ただ画面に出てくる指示に従ったらいい。







指示通りクリックしていくだけであっという間に終わる。
もうこの時点でテレビが視聴可能になっているはずだ。


デジタル放送ならではの注意点

ちなみにマルチモニターにしているのでプライマリ、セカンダリどちらの画面にでも映せる。

その代わりそれぞれのモニターがHDCPに対応していることが必須になるし、接続はHDMIかDVIでなければいけない。

音声もUSB機器からは出せない。
デジタル放送で認められていない機器から音声を出そうとするとこういう画面になって止められてしまう。

アナログのヘッドホン端子やスピーカー出力、もしくはHDMIで接続されたモニターのスピーカーなどに限定される。
それとBluetoothのヘッドホンやスピーカーはOKらしい。
私が使っているこのBluetoothスピーカーは問題なく使えた。
dobonkai.hatenablog.com
ただしすべてのBluetooth機器が必ずしも使えるわけではないらしいのでこれも注意が必要になる。


この辺りのややこしい制限が国内のデジタル放送の面倒な部分ではあるけれどルールに従わないと見れないので仕方がない。
自分の持っている機器がデジタル放送に対応しているのかをチェックするツールをBUFFALOが用意してくれているので不安な方は利用してもらいたい。

いざノートパソコンで見ようと思ったらモニターがHDCPに準拠していなくてデジタル放送が見られないというケースも起こらないとは限らないので事前にツールでチェックしておくと安心できる。
buffalo.jp


外付けHDDとの接続

録画をしたい場合は外付けのHDDを取り付ける。
つなげると以下の画面が出るので「はい」を押す。
当然ながらそのHDD内に保存されているデータがあった場合全て消去されてしまうので注意いただきたい。


これで録画も可能になった。
当方ではUSB2.0の接続しかできない7~8年前に購入した古い外付けHDDを接続しているが、特に問題なく使用できている。
メーカーによるとHDD容量が2TBまでしか使えないらしいのでその点は注意していただきたい。


実使用によるレビュー

まず画質については普通のテレビで地デジを見るのと遜色ない。
ネットワークを経由して配信されているから、電波の状況や無線LANの能力に左右されると思うのだが、私の環境下では実に快適に視聴できている。
私が使っている無線LAN機器はこれ↓

パソコンでの視聴もタブレット、スマホいずれもコマ落ちなど発生しない。
視聴時の通信量は常時6Mbps~9Mbps程度流れている。

ちなみにWindowsもAndroidもアプリは無料で使えるのだが、300円のプラグインを購入すると外出時も使えるようになる。
試しにNexus5に入れてみたがLTE通信だと、ところどころコマ落ちが発生する場面もあった。
移動中だったので仕方がない部分ではあるのだが、某喫茶店内ではコマ落ちなどすることなく快適に視聴できたのでやはり電波状況に左右される。

とは言ってもLTE回線で見てたらあっという間に通信制限に引っかかってしまいそうなのでおすすめはしない。自宅以外でも出来る限りWi-Fi環境下で視聴してください。

チャンネルの切り替えレスポンスは約5秒ほど。
最新のデジタルテレビに比べたらトロくさいが我慢できるレベルだと感じた。


不満な点が一つある。
録画を再生している時にCMに入ると早送りをしたくなると思うのだが、それがなかなかレスポンスが悪いせいで行き過ぎたりしてイライラする。
早送りのボタンを1回クリックするとおそらく15秒進む設定になっているようだが、これの反応が芳しくなくてまとめて飛ばしたい場合連続してボタンを押すのだが、その回数分が上手く反映されなかったりする。
ここだけ改善してくれたら何も不満は無いのでピクセラさんアップデートで頑張ってください。





nasneナスネを選ばなかった理由

おそらくUIもレスポンスもナスネのほうが洗練されているだろうと思う。
けれどなぜPIX-BR310Lを選んだのかというと単純に安いからだ。

nasne 20.180円
PIX-BR310L 9.984円
(いずれも記事執筆当時のAmazonの販売価格)

まず本体価格が倍違う。
しかしnasneには録画等に使えるHDD(1TB)がすでに本体内に内蔵されている。
私の場合は使いみちがなかった1.5TBのHDDが余っていたのでnasneのその点は魅力にはならなかった。

最大の理由は別にある。
nasneの場合はパソコンでデジタル放送を見るためのアプリが有料であるというところが最大のネックになった。
私の場合はパソコンで作業中に脇見的にテレビが見たかったので、どうしてもパソコンのモニターに映したかった。
しかもパソコンは各部屋に全部で3台ある。
これをnasneでやろうとすると有料のアプリを3台分購入しないとならない。

PC TV Plus │ nasne™ │ PlayStation® | ソニー
1台で3000円(税別)、3台だと割引で7200円(税別)
アプリのライセンスだけで追加の出費が発生してしまう。
nasneのほうが多機能だしUIもレスポンスも優れているとは思ったのだが、アプリが高額であるというところが厳しかった。
ピクセラの場合は無料でアプリを提供してくれている。これが決め手になった。
:Mac用のアプリだけは残念ながら有料です
Mac用StationTV(ダウンロード)



nasneはただテレビを視聴録画するだけの機器ではない。
名前からわかるようにNASとしての用途が本来の使いみちだと思うし、画像や音楽等を保存しておけば各端末からメディアサーバーとしても活用できる。
さらに外付けHDDを増設していけばかなりの量のデータを扱うNASが構築できる。
そういった意味でも今回私が購入したピクセラPIX-BR310Lに比べて遥かに高機能だ。

ただ、私の場合はすでに簡易的に運用しているNASもあったし、パソコンやスマホなどからテレビが気軽に見られるだけでよかった。
この場合だと投資額がnasneより遥かに低く抑えられるPIX-BR310Lがベストであるという判断になった。


まとめ

PIX-BR310Lはテレビを見たり録画をしたりする機能しかない。
nasneのような多機能かつメディアサーバー的な使い方はできない。
しかし単機能であるからこそのわかりやすさと低価格がある。
多機能は必要ないが、パソコンやスマートフォンで手軽にテレビを楽しみたいのなら大変オススメできる機種ですよ。

今回購入したのは上記のPIX-BR310Lだが、こちらはシングルチューナーだ。
末尾がWPIX-BR310Wという機種もある。
見た目は全く同じだが4000円程度の価格差で裏録が可能なダブルチューナー仕様になっている。