ネットの海の渚にて

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TOMTOPで購入できる【240GBのSSD】Netac N500Sのレビューとセットアップまで

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今回は中華通販サイトのTOMTOPさんからレビュー用のSSDを提供いただいたので紹介したい。

TOMTOPとは?

TOMTOPというのは中国のネットショッピングサイトでもちろん日本からも注文できる。
スマートフォンやタブレット、ガジェット類はもちろんのこと、キャンプ用品や釣具などのアウトドアグッズや、自動車関連の部品や美容グッズや庭いじりの道具など、ありとあらゆる商品を扱っている巨大ショッピングサイトである。
中国から直接購入するので中間マージンを取られることがなく、物によっては驚くほど安く購入できるものもある。
暇な時に色々探してみるのも楽しい。
https://www.tomtop.com/

Netac N500Sの開封

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パッケージはTHE中国という感じで非常に簡素。


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マニュアルは一応同梱しているが日本語は無い。
これは日本向けに作られている商品ではないので当たり前。
もしこういう海外サイトで購入しようと思う場合は、日本語マニュアルがついているというケースは稀であるということは憶えておく必要がある。
そもそもこういうPC用のパーツを買う人はある程度「わかってる」人だと思うのでマニュアルは無くても問題はなさそう。


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見た目はこれ以上ないほどに質素。
SSDを裸で運用する人はめったにいないはずなので見た目はあまり関係ない。


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接続端子はいたって普通の形状。
ここは規格が決まっているため各社同じ。

自作PCへの導入

この記事で紹介したように昨年の年末に久しぶりに自作PCをやった。
dobonkai.hatenablog.com
今回のSSDはこのPCに導入する。

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ケース底面にSSDを取り付ける場所があるのでそこにセットした。
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このPCケースの場合は底裏からネジを入れてSSDを固定する方法。

増設SSDのセットアップ

SSDをパソコンに正しく取り付けは出来ても、実際に起動してみると取り付けたSSDが見つからないというのは初心者の方はびっくりすることだろうと思う。
新しく増設したSSDが見つからないのは当たり前の話で驚く必要は全くない。

SSDの取り付けが正しく出来たのかの確認

まず「デバイスマネージャー」を開く。
「ディスクドライブ」の項目をクリックするとそのPCに接続されているSSDやHDDが全て表示される。
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もしここに増設したSSDが見つからない場合は、取り付けの時のコードが上手く刺さっていないなど何らかの要因で失敗している。
この項目に新しいSSDが表示されていれば、取り付けは成功している証拠なのでデバイスマネージャーはもう閉じてよい。

増設SSDのフォーマット

「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」を開く。
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「管理ツール」の中の「ハードディスク パーティションの作成とフォーマット」をクリックする。

そうすると下記画像のように「不明」というディスクが出てくる。
これが増設したSSDなのでフォーマットしてやる必要がある。
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右クリックすると「フォーマット」の項目が出てくるので指示に従ってフォーマットすればもう使えるようになる。

そのときに「GPT」と「MBR」のどちらの方式でフォーマットするか聞いてくるので、そのSSDやHDDが2TB以下ならば「MBR」を選んでおけばいい。
今回導入したSSDは240GBなので当然「MBR」でフォーマットした。

もし2.5TBとか3TBとかのHDDを増設する場合は「GPT」にする必要が出てくる。
これはいわゆる「2TBの壁」というやつで、「MBR」という方式が作られた頃は2TBなんていう大容量はまだまだ先の話だったので想定してなかった。
しかし2TB以上のHDDが必要とされる時代になって、新たに制定されたのが「GPT」というフォーマット方式になる。
「GPT」でフォーマットすれば2TB以上の大容量を扱えるようになるのだが、新しい規格のため、OSとBIOS両方が対応していないと使えない。
具体的に言うとWindowsXP以前のPCで「GPT」は使えない。
Vista以降であれば使えるが、BIOSも対応していないとならないので、そこが引っかかって使えないケースも出てくる。
さらにそのSSDなりHDDが起動用ディスクの場合は64bit機でないと起動しないなど制約がある。

これらを理解していればMBRとGPTを適切に使い分ければ良いのだが、そういうことが面倒であれば2TBまでなら「MBR」、それ以上なら「GPT」と覚えておけばだいたいOKである。




Netac N500Sのレビュー

このSSDのスペックをザックリ説明すると、TLC方式でキャッシュは256MB。
特にこれといった特徴もないが欠点もない。
TLCだからダメなどと言う人も昔は多かったが、現状の各社SSDラインナップを見てもらえばわかるがほぼTLCだ。

MLCは一部の高級機に採用されているけれどSLCに至ってはほとんど絶滅危惧種に近い状態にある。
TLCとの価格差を考えてもそこまでメリットを感じられるのか?というとなかなか難しい。
各メディアが行ったSSDの耐久テストなどをみても、TLCだからといって寿命を迎えるような使い方は一般人の使い方では不可能に近い。
そうなるとTLCで充分じゃんということになり、実際に私が所持している4台のSSDは全てTLCである。

Netac N500Sの速度計測(ベンチマーク)

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新品一回目の計測がこれ。
計測結果を見ると期待していた数字よりちょっとだけ遅い。


ちなみにこのPCのCドライブに使ってるSamsung MZ-750250B/ITの結果はこんな感じ。

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SamsungのSSDのほうが、ほぼすべての項目で勝ってはいるけれど、じゃあその差を体感できるかというと、それはまったくわからないというのが正直な感想。
HDDからSSDへの変更は爆速になったのが体感でわかるが、SSD同士の僅かな差異はおそらく殆どの人は体感できないと思う。

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