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ネットの海の渚にて

私の好きなものを紹介したり日々のあれやこれやを書いたりします

Twitterでのデマ(ネタ)画像はどこまでなら許されるのか?

コラム

これを読んだ。

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この台風10号の進路予報画像は、「10号ちゃん日本好き過ぎwwww」とのコメントと併せて28日21時12分に投稿されており、29日18時の時点で3万回以上もリツイートされている。左上にはTBSのニュースのロゴが確認出来る。だがよく見ると、予報円の外線がないなど不自然な点が多い。Twitter上でも「デマではないか?」と疑念を呈する声が多数出ている。
(中略)
■災害時のデマ、過去には逮捕例も

災害時にデマ情報を流したことで、逮捕された事例がある。7月には、4月に発生した熊本地震の直後に「熊本の動物園からライオンが逃げた」というデマ情報をTwitterに投稿し、動物園の業務を妨害したとして、神奈川県に住む会社員の男(20)が熊本県警に逮捕されている。
「台風10号ちゃん日本好き過ぎ」デマ予報図が拡散 TBS「私どもが放送したものではない」


Twitterというのは普段は自分の作った(フォローした)タイムラインを眺めることになるので、長期間続けているとなんとなく顔見知りだけの「閉じた世界」のような気がしてくる。

いつもと同じメンツがいつもと同じような内容をつぶやいていて、唯一違うのはどこかで何かが起こるとそのトレンドが急に割り込んでくるくらいで、本来は「にゃーん」とか「シンゴジラはいいぞ!」とかしか流れてこないそんな平和で閉じた世界だ。


ただその認識は一部としては合っているけれど、やはり間違っている。


携帯がまだ無かった昔は、授業中に仲の良いやつ同士で小さな紙にメモを書いてこっそり廻したりした。
内容としては放課後の予定だったり、誰かのうわさ話だったり他愛もない話が書かれているだけだ。
でも中には不謹慎だったり悪意が含まれているようなメモが廻ることもある。

例えばカツラ疑惑のある先生の授業中に「○○先生の生え際に注目!」みたいなメモが廻ってきたりする。

そのメモはあくまでも仲間内だけをぐるぐる廻る前提のものなのだが、構造上想定外の者の目に止まってしまうことがある。
Aというグループ内で回しているのだが、それがBに所属する者を経由して届けられたりするので内容が外部に漏れたりすることがあるのだ。

そのメモの中身は仲間内だけで通用するような文脈が前提としてあったりするので、それを知らない者が見ると意味が通じないだけならまだいいが、場合によってはいらぬ誤解を招いて大きな問題に発展することもある。
先生のカツラ疑惑はあくまでも仲間内だけで通用する「ネタ」だったのだが、それがグループ外に出てしまえばコントロールが効かなくなる。





Twitterの話に戻す。
最初に書いたようにTwitterはなんとなく「閉じた世界」のような雰囲気を持っていて、使用者もそう勘違いしてしまうような設計になっている。
自分のつぶやきが世界に向かって完全にOPENになっているという自覚はあまり無い。
いつもと同じメンツが相も変わらず「にゃーん」とつぶやいているのだから、世界と繋がっていると頭ではわかっていても肌で感じるのは難しい。

そういう「閉じた世界」の感覚まま、アブナイネタを上げてしまう。
それが仲間内で消費されているだけなら問題ない。
しかしそのグループの外に出てしまったらもう自分のコントロールは効かなくなる。

Twitterの拡散スピードはすさまじいものがあって、とても一個人に管理できるものではない。
ネタが不謹慎であれば、批判も一気に押し寄せて来ることになる。

ヤバイと感じたなら消せばいいじゃないかと思うが、危ない要素を含んだネタならばかなり速い段階で魚拓を取られているパターンが多いので、単純に消したからといって終わりにはできない。


学校の中で廻していたメモが外部に漏れて問題になったとしても、謝る相手も近くにいるからどうにか収めることは可能だ。
しかしこれがネットの場合は違う。
世界中に拡散されてしまうし、消したとしてもコピーは無限に作られてしまう。
もう自分ではどうしようもない事態に陥ってしまうのだ。


このブログでも過去に何度も書いてきているが、やはりネット上の発言というのは慎重にするしかない。
そんな息苦しいのは嫌だと言うのであれば、鍵をかけて本当の意味で「閉じた世界」にするのが最善なのだが、それはネットの可能性を狭める行為でもあるので痛し痒しの部分はある。
とは言っても、特に若い世代の方はどこまでがセーフでここからがアウトという見極めが難しいと思う。
いい大人だってそれを見間違って狼狽えている姿をよく見かけるのだから、ティーンエージャーの皆さんはそういう大人を反面教師として学んでいただきたいと自戒も込めて切に願う次第です。