ネットの海の渚にて

私の好きなものを紹介したり日々のあれやこれやを書いたりします

【PC】EPIC Gamesでコントローラー(パッド)を使うと暴走してまともに使えない不具合の解決策

EPICでもらったゲームをやろうと思ったら、XBOXコントローラーがまともに動かないという症状に陥った。
まともに動かないというのは、アナログスティックを上に入力しても下に動いたり左右が逆になったりする。
まあ普通この手の不具合はゲーム内設定のコントローラーのところに「垂直を反転する」みたいなところがうっかりONになっていたりOFFになっていたりするせいなのだが、今回の不具合はそういうことではなかった。

続きを読む

【ネタバレあり】17年ぶりの新作「鵼の碑」が期待外れだったので不満や愚痴をみっしりと書く

17年もの間、待たされ続けた作品がようやく発売された。
百鬼夜行シリーズの最新作「鵼の碑」である。

もはや待たされすぎてもうこのシリーズはやめてしまったものかと諦めていたときに突如の新作発表があり正直驚いた。
発売日に買ってすぐ読んだが読み終わったあとから込み上げてくる様々な感情のやりどころがないのでブログに書いて成仏させたいと思う。
いわばセルフ憑き物落としである。


まず最初に結論から言ってしまうが、百鬼夜行シリーズの最新作としては大変不満である。
このシリーズは京極堂の憑き物落としが中心をなす話ではあるものの、実際にはそこに至るまでの延々と長い京極夏彦による「前戯」を楽しむものであり、ある種の変態性、性的倒錯、フェチズム、等など、グロテスクなのに美しく、ねちっこくてドロドロとしたストーリーテリングに若干の胸焼けを憶えながらも、京極堂による憑き物落としで作中の登場人物と同時に読者もまた憑き物が落とされて絶頂を迎えつつ、エンディングに至り脳汁がドバドバエクスタシーというのが私の求める「百鬼夜行シリーズ」である。
今作「鵼の碑」のようにあっさり薄味で口当たりの良い、万人受けする作品などは求めていないのである。

そもそもこのシリーズに興味がない人からしたら、こういうファンは気持ちが悪い上に害しかないとは思うが、このシリーズのファンであればこの気持ちはおそらく共有できるはずである。
端的に言ってしまうと今作はねっとりとした変態的なエッセンスは皆無であり、京極堂による憑きもの落としも、決して絶頂には導かれない。
だから、私の評価としては「百鬼夜行シリーズとしては凡作」ということになる。
ただし、そういった前提を排除して単純にエンタメ小説としての評価であれば、とても読みやすいし、過去作のような読む人を選ぶようなアクの強さも無いしグロテスクさもないので万人向けになっている。
読み物として十分に面白いのだから良作と言っていいと思う。良い悪いは置いておいて過去作一わかりやすい内容というのはある。読者が置いていかれるような意味の分からないシーンはほぼ無い。
ただ、やはりこのシリーズを待ちわびた気持ちの悪いファンとしては、17年間も焦らされ続けていた欲求不満は全く満たされなかったわけで、自作への期待値は猛烈に下がったと言ってもいい。

此処から先は、完全にネタバレ込で、私の愚痴を延々と垂れていく。
まだ未読の人はここから先は読まないように。

続きを読む

JaneXenoの「IOHandler値が無効です」というエラーが出て画像が表示されない場合の解決策

パソコンでは5ちゃんねるブラウザとしてJaneStyleをずっと使っていたのだが、最近の騒動で使えなくなってしまったので、JaneXenoに乗り換えたのだが、画像が開けないエラーに遭遇した。
とりあえず解決したのでこれを備忘録として残しておく。私と同じように困っている人がいたらその解決の一助になったら幸いです。

続きを読む

なんだかんだあるけどAmazonはやっぱりトラブったときに優秀だと思う

b.hatena.ne.jp

これを見るとやけにAmazonへの不平不満がたくさん見受けられるけれど、私の経験上Amazonのカスタマーサービスは楽天やヤフーショップなどのECサイトに比べてかなり「緩い」印象を持っている。
この「緩い」というのは客側の言い分をほぼ丸呑みするタイプの「緩さ」であって、いうなれば客側が圧倒的に有利になっているということだ。

続きを読む

弱者切り捨て自己責任の果てにある世界

『自分では死ねないから、大量殺人を犯して死刑になるために事件を起こした』『仕事で失敗して友人関係もうまくいかず死にたかった』とも話している。
bunshun.jp

今のこの世は弱者切り捨て自己責任論が幅を利かせてるわけで、そうなるとどこかで失敗して躓いてしまった人は容易に世界に絶望して「無敵の人」になる。このままならそういう人が増え続けると思うんだよね。
で、確率論的にその中で本当に死刑になるための事件を起こすやつが出てくる。

続きを読む