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ネットの海の渚にて

私の好きなものを紹介したり日々のあれやこれやを書いたりします

結婚できない男の一人鍋の話(レシピもあるよ)

漢の料理

「結婚したくない人」の気持ちがわかりません - 体調わる子のお知らせ掲示板
これ読んだ

なにやら最近はてな界隈で「結婚」をテーマに喧々諤々やっているらしい。
35才を越えても結婚しない奴はどこかに問題があるらしいから、それなら俺も何か問題を抱えているのだろう。
まあ自己評価をするならば「モテない」ことが最大の問題だと自覚しているがそれに対して決定的な対案が思いつかないので仕方がない。
もちろん身だしなみには気を付けているし、特に清潔感には気を使っている。爪だって常に加藤鷹なみに深爪を怠らないし、鼻毛のチェックだって頻繁にやっている。
おしゃれでは無いがワイシャツは毎日交換しているしスーツだって一週間でクリーニングに出している。
こんなことが自慢にならないのは重々承知しているがこれ以上の努力は今の俺には出来ない。
世間では婚活やら恋活やらをやっている連中もいるらしいが俺はそういったことが面倒でたまらない。
あくまで自分の考えだが恋ってのは偶然であってほしいと思っている。肉食動物バリに狩りの獲物を物色して狙いを付けて襲いかかるのは俺の流儀にそぐわない。

あくまでも偶然がいい。

通勤中にパンを咥えた女の子と出会い頭にぶつかってそこから恋が始まるのが理想ではあるがそんなことがこの世界で起こらないことは、この歳まで生きていればとっくに気がついている。
現実はいつだって冷淡だし時間は無情に流れていく。
夢みたいな偶然に期待するほど空虚なことは無いと自覚した連中が婚活に励むのだろうが俺はそれを追従したくない。

「そんな歳になってもまだ夢を見続けるのかよ」という声がモニターの後ろから聞こえてくるが俺は頑固なんだから仕方がない。
パンを咥えた美少女に出会えるわけないってことは充分理解しているので、日常での出会いには期待している。
ふと立ち寄った書店。いつものコンビニ。夜遅く訪れたスーパー。出先で偶然入った定食屋。
そんなところで偶然の出会いがないかなぁなどと淡い期待を胸に抱いているってことを書いてて非常に虚しい。

虚しさを通り越してメルヘンおじさんだ。
メルヘンおじさんはこんな寒い季節になると身も心も冷えきってしまう。

だから少しでも温まるために鍋を食う。

そこで今回は俺がいつも一人で作って食っている、漢の一人鍋を紹介する。
我流、自己流の料理だから参考にして作った結果美味しくなかったと言われても苦情は受け付けない。
この料理は味を楽しむと言うよりは独り身のおっさんの悲哀を感じるための料理なんだから仕方がない。

では紹介する。


漢の一人鍋

必要なもの(一人分)

白菜4分の1から8分の1(食えるだけ)
豚肉150グラムから200グラム(俺はバラ肉を使う)
ネギ一本(無い時は入れない)
豆腐(食いたきゃ入れろ)
酒少々
塩少々
だし(俺はコンブを使うが無くても食えるしかつお節でもいい。鶏ガラスープでも多分OK)
ポン酢(取り皿に入れる)
一人でも泣かない強い心



調理方法


1.朝、起床したらおもむろにキッチンに行って適当な鍋に水を1カップ入れる。そこにだしのコンブを投げ入れたら下準備は終わり。後は職場にでも学校にでも行けばいい。

2.帰ってきたら先に風呂に入ったほうがいい。鍋を食った後に風呂に入るのが面倒になりがちだからだ。ただでさえモテないのに清潔感まで失ってしまったら致命傷だ。気を付けろ。

3.風呂から上がったらしっかりと髪を乾かせ。濡れた状態のまま長時間放置しているとハゲの原因になるらしい(どっかで読んだ)なにより風邪をひく。気を付けろ。

4..そろそろ腹が減ってきているはずなので鍋を火にかける。朝から水にコンブを浸けていたからそこそこ出汁は出ているはずだが、ここでひと煮立ちさせてコンブに喝を入れる。
欲をかいて長く煮てしまうとコンブから雑味やぬめりが出てしまうから気を付けろ。

5.コンブを取り出したらそこにざく切りにした白菜をぶち込む。豚肉も同時に入れてしまえ。水分が足りないと思ったら調整に酒を入れる。飲んでもいいぞ。一人なんだから誰も咎める者はいない。忘れてたがネギも豆腐も一緒に入れる。漢の料理だから細かいことは気にしない。

6.蓋をして大体10分位中火で煮る。吹きこぼれたりするからテレビなんかを見ながら適当に面倒を見る。また書き忘れたが煮る前に塩を少々入れておけ。くれぐれも少々だ。ひとつまみと書いたほうがわかりやすいか。

7.10分たったら取り皿にポン酢を入れて食え。そこに一味や七味。柚子胡椒なんかを入れると更に美味しくなる。酒にも合うぞ。

8.食べ終わったらうどんを入れたり雑炊にしたくなると思うがそこはグッと我慢する。翌朝の朝食にスライドさせたほうが有意義だ。

9.翌朝起床したら昨夜の鍋に茶碗一杯のご飯を投入する。5分ほど弱火で煮ているとご飯がスープを吸ってふっくらとしてくるのでそこに溶き卵を回しかける。すかさず火を消して蓋をする。予熱で卵に火を通すのだがこの辺りは好みなので好きな様にやってくれればいい。またも書き忘れたがご飯を入れる前にスープの味見をして塩気を足す。俺は醤油を使うが塩のみでもいいし、味噌も合うんじゃないか?(やったことない)

10.飯を食い終わったらまた水を1カップ入れてコンブも入れる。これで永久ループが完成する。


こんなことを毎日繰り返しているから結婚できない。
誰か結婚してください(TдT)(切実)

とっておき! ひとり鍋 (別冊エッセ)

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