最近、高齢者ドライバーの暴走事故のニュースを連日目にする。
この手の事故が多発するというのは、大分前から予測されていて、なるようになったというところだろうと思う。
今後は人口のボリュームゾーンである団塊の世代が高齢者になるので、同様の事故が加速度的に増えていくのは想像に難くない。
高齢者が危険な運転をして事故を起こすと必ず出てくる対策案が、免許の自主返納の促進、もしくは年齢で区切って強制的に取り上げろということだ。
確かに免許を取り上げるのが1番手っ取り早いし、この問題に対する特効薬だろうというのはよくわかる。
よくわかるのだが、それはまさに弱者の切り捨てになってはいないだろうかとも考える。