ネットの海の渚にて

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ゲーム・オブ・スローンズの最新作 第6章:冬の狂風が10月25日からHuluで配信されるってよ【Game of Thrones】


ゲーム・オブ・スローンズの最新作。第六章:冬の狂風がついにHuluで放送される。

10月25日からHuluでシーズン6 冬の狂風が解禁されることになった。

こちらの記事で書いたように
dobonkai.hatenablog.com
今まではdTVを契約していたのだが、ゲーム・オブ・スローンズが見たいという一点でHuluに乗り換えた。

それほどまでにゲーム・オブ・スローンズは面白いのだ。

テレビドラマとは思えないスケールで繰り広げられる重厚な世界観と映像美。
シーズン1の最初でホワイトウォーカーと呼ばれる、この世のものではない化け物が出てくるので、ファンタジー要素が強い作品なのかなと思っていたのだが、どちらかと言うと人間のほうが遥かに怖い。
シーズンが進むに連れてファンタジー要素も増えてくるのだが、決してそれは子供だましのような安っぽいものではなくて、大人の視聴に十分耐える物に仕上がっている。
剣や魔法やドラゴンが出て来る物語に苦手意識がある方でも是非一回ご覧になっていただきたい。
むしろファンタジー要素というよりも愛憎に支配される人間模様だったり、英雄譚や青春群像劇という楽しみ方のほうが強い。

裏切りに次ぐ裏切り。権謀術数渦巻く世界の中で、果たして誰を信じれば良いのか。この世界の中の住人だったら自分はどうやって生き延びるのかそんな想像を働かせるととても楽しい。

名誉や権力に固執する王族やそれ群がる貴族や諸侯。
一瞬の油断で首を切り落とされかねない緊張感の中、薄刃を渡る軽業師のように、諜報を専門にしながらも娼館を営む飄々としたリトルフィンガーが私のおすすめキャラクターだ。

もう一人はティリオン・ラニスター。
この人も生まれ持った不幸をバネにしながら、決して腕力ではなく誰よりも時勢を読むことができる切れる頭脳によって幾つもの修羅場を乗り切る男なのだが、損得だけで割り切るようなドライに徹することができずババを引くところも愛すべきキャラクターでもある。

例として二人のキャラクターを上げたが、この二人はあくまでも脇役で、メインキャラクターは別にいる。どのキャラクターも個性が強く一筋縄ではいかない。
とんでもなく多くの人間がうごめき絡み合うので、のんべんだらりと鑑賞していると相関関係がわからなくなって置いてけぼりになることがある。
これだけ重厚なストーリーを描く作品の場合、観客側もそれなりに覚悟を決めないといけないということだ。


Huluは2週間無料で視聴できる。
2週間あればゲーム・オブ・スローンズのシーズン1から最新のシーズン6まで一気に見ることも物理的には不可能ではない。
不可能ではないけれど多分相当疲れる。
何度も言うがゲーム・オブ・スローンズはボーッとしながら流し見していい作品ではない。
できれば腰を据えてじっくり鑑賞してもらいたい作品だ。

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