合コンに行ったほうがいいのか悩んでる話
最近どうも具合が悪い。
体調ではなく心の方だ。
といってもそんなに深刻な話では無い。
俺はそんなに内向的な人間じゃないし、どちらかと言えば外向的な人間だと思う。
仕事はずーっと営業畑だったし人と会話をするのは嫌いじゃない。
ところが最近急に知らない人に会うのが億劫になってきた。
このブログの読者様なら知っていると思うが俺は独身だ。
それを心配して友人たちが合コンのようなものをセッティングしてくれる。
たまにみんなで集まればいつも俺の独身をいじって笑いのネタにするくせに心配してくれている。
ありがたい話だ。
先日も妙齢の女性を紹介してくれると連絡があったのだが結局断ってしまった。
どうにもこうにも気が乗らない。
知らない人に会うというのはそれなりにコストがかかる。
全く知らないのだからその人の情報を聞き出さなくてはならない。
それだって不躾になんだって聞いていいわけじゃない。
どこに地雷が埋まっているかわからない状態で失敗をしないように聞き出さなくてはならない。
知った情報をつなぎあわせて関係を構築しないと会話の内容は上滑りするだけだ。
だから一生懸命話を聞く。例えそれがつまらない内容でもだ。
それだけのコストを支払っても当たり障りのない会話を2時間繰り広げた挙句、会は終了を告げなんの進展も無くお別れするだけの合コンはとにかく割にあわない。
そういった諸々のコストが予測されるので面倒に感じてしまう。
そもそも合コン自体が昔から苦手というのもある。
いままでお付き合いした女性は合コンとは無関係だ。
合コンでいい結果を得られたことは一度だって無い。
短時間で女性を口説くというスキルを俺は持ち合わせていない。
だからといって日常に出会いがあるかというと疑問が残る。
俺は酒がめっぽう弱い。
昔から酒の席に苦手意識があった。
それでも仕事の延長でそのような席での振る舞い方は憶えたがプライベートでわざわざ飲みに行くことはない。
要は盛り場に行くこともなく職場と自宅の往復で出歩く先もほぼパターン化されているから新たな出会いなんていうのはまずありえない。
仕事終わりに時々行く趣味の釣りだって夜中の港湾で確実に出会えるのは足元をうごめくフナムシくらいだ。
釣りの世界に女性はいない。見かけたとしてもそれは幻だし最悪の場合幽霊だ。
話は変わるが夜釣りは案外怖い。カッパを見た話はいずれブログで書く。
結局単純な日常が継続するだけで変化は起こらない。
振り返ると今まで女性とお付き合いをしたのは大抵変化のあった時だったなぁと思いだした。
苦手な合コンに参加するってのは確かに変化なのかもしれないとは思いつつ、やっぱり気が乗らない。
あぁどうしよう。誰か背中を押してくれ。
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