ネットの海の渚にて

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7000円台なのに高級機のような音 iDeaUSA Bluetoothヘッドホン【V203】のレビュー


今回はiDeaUSAより提供頂いた、BluetoothヘッドホンV203Sのレビューを行いたい。

V203Sの開封

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付属品はヘッドホンの持ち運びに使える合皮のしっかりした巾着的なものと充電用のUSBコード。それと有線ヘッドホンとしても使えるのでその接続コード。
説明書には各国の言語が並ぶが、しっかり日本語もある。


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ハウジング内側にLRの表示があるのが面白い。


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電源ボタンなどの操作系はR側に集中していて、装着時なら右手親指で操作しやすい配置になっている。


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充電はよくあるUSBmicroB端子。
満充電してしまえば約40時間使えるパワフルなバッテリーが内蔵されている。


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イヤーパッドは合皮。
柔らかいが程よく張りもあるので保持性能は高い。
遮音性も高いので音楽に没頭するのに都合が良い。
2時間ほどぶっ続けで装着して音楽を聴いてみたが、耳に当たる感触も丁度よいので、どこかが痛くなるようなことはなかった。


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重量は実測で257グラム。
程よい重厚感で各部の作りもしっかりしているからやはり重量はそれなりにある。
しかしながら付け心地がよいので多少の重さも苦にならない。


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安心の技適マーク付き。



実使用によるレビュー

まずこのヘッドホンは付け心地が良い。
ヘッドバンド部分のクッション性もそうだが、耳あての部分の肌触りもしっとりとしていて気持ちがいいし、なにより長時間装着していても耳が痛くならない。
それなりに重量のあるヘッドホンなので締め付けが弱すぎたらすぐにズレたりするのだが、そういったこともなく程よい締め付けがあり首を左右に振ったくらいではズレたりしない。
この適度な締めつけ具合ができるヘッドホンというのはあまりなくて、数万円する高級機でも30分もつけていたら耳が痛くなるような機種もある。
こちらのヘッドホンはちょうどよい締付け具合なので長時間の視聴も苦にならない。
ただこれは頭の大きさや耳の形などにも左右されることだと思うので個人差が発生する可能性はあるから参考程度にとどめていただきたい。

ヘッドホンでなにが一番重要かと言えばそれはやはり音質だろうと思う。
音作りのバランスは非常に良い。
低音から高音まで妙な歪などはなく、どの音域もパワフルで明瞭な音が出る。
特に低音域のパワフルさはこの価格帯では珠玉の出来だと思う。

だからといってとにかく低音が出ればいいというようなセッティングにはなっていなくて、中音や高音もクッキリとして解像度の高い音が楽しめる。
とにかく全域において音がこもるようなことはまったく無くて、素性の良さが感じ取れる。

音楽だけでなく映画の鑑賞にも使ってみたが、音ズレも殆ど発生せず、このヘッドホンの特性である低音のパワフルさが功を奏してアクション映画などは映像体験がさらに向上した。


音楽鑑賞だけにとどまらず、音ズレがほとんど生じないので動画鑑賞にももってこいだ。
さらに内蔵バッテリーの容量が大きいので連続使用で40時間使える。
これもじっくり音楽を聞いたり映画を見たりする際に都合がいい。
せっかく高音質なヘッドホンを使って音楽なり映像に没入しているときに、突然バッテリー不足を告げる注意音声が聞こえてきたら興ざめ必至である。
バッテリーの持ちが良いに越したことはない。

7000円台で購入できるBluetoothヘッドホンとしては値段以上の性能を持った大変オススメな商品です。