ネットの海の渚にて

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マイクロソフトのコードレスマウス Sculpt Ergonomic Mouse 5LV-00004を購入したのでレビューや感想など

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自宅のパソコンの入れ替え等をしたために、今まで愛用していたLogicoolのトラックボールマウスを別のパソコンに取られてしまった。
仕方がないので今は亡きシグマ社の「ONYX BLACK」という2008年頃に購入したマウスを引っ張り出してきた。

このマウスはもうかなり古いのだけれど未だに問題なく作動するし、クリック感も操作性も良い。
ただひとつの不満は作りが小さいことなのだ。

ONYX BLACKはモバイル用のマウスなので本体がかなり小さく作られている。
デスクトップPCで常用するために設計されたモノではないので、やはり長時間使っていると手首が疲れてくる。

普段使っているのがM570というトラックボールマウスで、これがかなり大きな作りだ。
手を完全に上から乗せてしまって操作するので、急に小さなマウスに変わるとポジションがなれない。
dobonkai.hatenablog.com

小さなマウスは親指と薬指小指でつまむようにして使う形になる。
このスタイルが合うという人も多いと思うが、私の場合はすぐに手首が痛くなってくる。
上からガバッと覆ってしまうようにマウスを持ちたいのだ。

そうなると大きめのマウスを選ばなくてはいけない。

ということで大きいマウスを探すことにした。
何点か候補はあったが、結局マイクロソフトのSculpt Ergonomic Mouse 5LV-00004を購入した。


スカルプト エルゴノミック マウス 5LV-00004のレビュー

この商品はfor Businessということで通常パッケージ品のような化粧箱には入っておらず、質素な段ボール箱に包まれている。
その代わり販売価格が安くなっている。
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プレゼント用途には向かないかもしれないが、自分で使う用なら全く問題無い。


入っているものはこちら。
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簡素な説明書があるだけだ。
乾電池は単3を2本使うが、すでに本体内にセットされているので別途用意する必要は無い。


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わかりにくいが赤丸で囲った部分もスイッチになっていて、デフォルトでは「ブラウザの戻る」が割り当てられている。
その上の青いWindowsの「田」ボタンはWindowsのスタートボタンの役目になっている。
これらのボタンの役割変更はドライバーをダウンロードしてくればカスタム可能だ。
Sculpt Ergonomic Mouse (スカルプト エルゴノミック マウス) | Microsoft Hardware


裏面は非常にシンプルだ。
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電源スイッチは想像していたよりはるかに操作しやすい。
常時スリープ運用しているので、マウスに電源スイッチが付いているのは非常にありがたい。
これがない機種だとちょっとマウスに触れただけでスリープから復帰したりしていちいち鬱陶しい。


裏蓋はハメコミ式ではなくて、裏蓋自体がマグネットで出来ていて磁力で張り付いている。
小さな切り欠きがあるのでそこに爪をかけるとほとんど力は必要なくカパッと開く。
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使わない時にはUSBレシーバーを内部に収納できるようになっている。





使ってみての感想

第一印象としては、やはり大きくてどっしりしていて安定感があるということだ。
私は手が大きいからこれくらいのサイズがないとしっくりこない。
完全に上からすっぽりと覆うように握って使うことができる。
これはこのマウスの背が高いからこその使用感なのだ。
背が高い事の利点はもう一つあって、握った際の手のアーチが丸みを帯びるのでそれだけ自然な形に近くなって負担が少なくなる。


画像を見てもらえばわかるが一般的なマウスとは違って、右手の小指側に向かって傾いているデザインになっている。
この角度が絶妙で手首の負担が少なくてすむ。
長時間使っていても手首が痛くなって来ることはなくてとても楽だ。
ただしこれは個人差が大きいのですべての人に当てはまるわけではない。

特にマウスをつまみ上げて浮かせて戻すみたいな使い方をしている人には向かないと思う。そういう人はできるだけ軽いマウスを選んだ方がいい。
このマウスは単3が2本入っているのでまあまあな重さがある。
おそらく平均的なコードレスマウスより2~3割は重いだろうと思う。
この重さが好みを分断するのだと思うが私は軽いマウスよりこれくらい適度な重量感が感じられるほうが好きだ。

クリック音は大きくもなく小さくもなくという感じだろうか。
左右のクリックは乾いた「カチッ」という音よりも「コクッ」という比較的ウェットな音感で押し心地は良好だ。
中央のスクロールボタンを転がす音は無音とまではいかないがかなり小さい。左右スクロールにも対応している。

まとめ

パソコンを使うにあたってマウスというのは非常に重要な入力デバイスで、使用頻度がかなり高い。
そういったモノはやはり身体にあったモノを選ばないと後々効いてくる。
毎日の小さな疲労が積み重なって腱鞘炎になったり肩こりの原因になっていたりすることもあるので、自分にあったマウスを選ぶ必要がある。
私も今までに10種類を越えるマウスを渡り歩いてきたけれど、中には最初の数時間で使うのをやめてしまったモノもあった。
今回の記事が皆さんのマウス選びの一助になれば幸いです。

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